「時間割引率」と「ゼロで死ね」
どうも、
毎日通勤途中の道で
路面に銀色に光る丸い部分がちょうど500円玉と同じ形の良い大きさで勘違いしてしまうのは毎日毎回わかっているのに、また今日も「お、小銭か?」と思ってしまい、なんなら引き返してもう一度確かめに戻ってしまう、さもしい男スコウスです。
今朝のツイートです ↓
1. 初めて聞く言葉への納得度
昨晩、家に帰ってビールを飲みながら
YouTubeを見ていたら
勝間和代女史の動画が再生され
「時間割引率」について
お話しされていました。
んー、わからん。
いや、あれでしょあれ!
今日昼飯代1000円もらうか
月末まで待ったら小遣い1万円もらえるか
今日千円もらったら月末の1万円は無し!
みたいな話でしょ?
分かる分かる!
ということで納得して、
もう遅いので寝ましょうか・・・
ダメだ!腑に落ちん!
胃がもたれている!
消化不良を起こしている!
完全に情報不足である。
これはもっと調べて
納得いく形で寝ないと
良い夢を見れない!
ということで
調べるのですが、
「もう分かっている人向けの情報」しか
届いてこない!
私には何が足りないのでしょうか?
小学校の時の勉強の何かが不足しているのですね。
鶴亀算的な何かが。
ダメです。
動画では時間が掛かりすぎる!
文字で調べよう!
こうなったら長期戦だ!
池上彰氏ばりに
漫画でわかるシリーズばりに
納得のいくイメージを私に下さい!神様!
「呼んだか?」
神様っぽいスコウスBが現れた!
スコウス本物「いや、時間割引率っていうのが高いと悪くて低いと良いそうなんですが、何がどうなって高くなったり低くなったりするのかがわからないんです。」
スコウスB「それは偏差値が低いからいたしかたない。ふたりで協力すればいけるさ!」
スコウス本物「では早速質問ですが、高いってどこから見て高い?主観的と書いてあるけど、どっちが主観なんだ?時間から見るのか?物から見るのか?」
スコウスB「こだわるねぇ〜。そこはサラッと流して、もっと具体的な実例を見つけた方が早いのでは?」
スコウス本物「なるほど!私は焦って迷路の中にいたようだ。ありがとうスコウス君。」
スコウスB「いやいや、スコウス様だろ!」
なぜ私はこんなことが
ずっと気になっているのか!
思いを巡らせているのか?
分からないままでも死なないし、
誰にもバレやしない。
賢くなりたいのか?
なりたいんだな?
高い低い?
高いとどうなって
低いとどうなるのか?
ウワォー!
スコウスB「時間割引率が低い方か良いと、この人は言っている。」
スコウス本物「ん?」
スコウスB「時間は分かる。『割引』がそもそも分かってないんじゃないか?」
スコウス本物「わかってないな。」
スコウスB「値引きと割引の違いとあるぞ!ふむふむ、将来までの時間の価値を引いて現在で渡すこととあるぞ。」
スコウス本物「ぐびぐび、プハー」
スコウスB「時間そのものに価値があるからお金に換算すれば今現在より未来でもらう方が絶対お得ということか!」
スコウス本物「モグモグ、ゴックン」
スコウスB「ということは、時間分の価値を引いてもらう額が低い人は、ちゃんと未来を見てるということになる!」
スコウス本物「ポチッポチッ」
スコウスB「おい、聞いてるか?」
スコウス本物「まだわからん。」
スコウスB「いや、今俺、いい事言ったよ。『時間分の価値を引いてもらう額が高いか低いか』これや!」
スコウス本物「まだ抽象的でわからん。」
スコウスB「えー!今欲しい奴は時間分の価値が乗ってないからキリギリス!で、1年後に欲しい奴は1年分の時間という価値が乗ったモノが手に入る賢いアリや!どうや!これで分かったやろ!」
スコウス本物「わからんて。高い低いはどこ行った?背の高さか?」
スコウスB「この、わからずや!早よ寝ろや!」
値引きは、商品が古くなったから引く値段で
割引は、将来までの時間の価値分の値段を引く。
その引く値段が低い(安い)ほうが
値段=時間の価値を引かないでもらいたい
という事だから
「時間値引率が低い」=「将来をちゃんと見据えている人」
となるのですね!
時間値引率が高い人 = 衝動性が強い人
時間値引率が低い人 = 自制心が強い人
なるほど!
やっと納得がいきました!
2. 真逆の本が目の前に現れる!
アリとキリギリスが例えに出てきて
思い出したことがあります。
ある「本」です。
動画を見た同じ日に知ったのです。
不思議です。
その本のタイトルは、
「ゼロで死ね!」
英語のタイトルは
「Die with Zero」
アリでもキリギリスでもなく
ちょうど真ん中で
一番美味しい時期に
使い切って
ちょうど「ゼロ」で死のうぜ!
そのタイミング、教えるぜ!
って感じの本です。
アリのように
時間割引率をウンと低くして、
かなりの将来のために貯め込んだとして
使う頃には「思いっきり楽しめる体」ではなくなっている!
しかも使い切れずに死んでいく。
キリギリスのように
時間割引率をウンと高くして
今すぐ楽しむために使い切りまくって歳を取り
全く貯めなかったら
「貯めたいのに貯められない体」になってしまっている!
貯金をうんと残して死ぬか
借金をうんと残して死ぬか
どっちも嫌じゃ〜。
若い元気なうちに
思いっきり楽しむために
貯めながら使い、
歳を取った時の分も確保している!
そしてちょうどゼロにして
使い切ってから死のうぜ!
使い始めるタイミングは
40代だぜ!
人生をフルに楽しめる!
ゼロで死ね!
ということが書いてあるのだと
思います。
(まだ買ってない)
熱い本です!
3. ちょっと身近な実例の話!
小学生の頃に夏休みの宿題を
どのタイミングで始めたか。
この質問で
時間割引率が高い人か低い人かが
分かるそうです。
まずは真っ先に終わらせに掛かった人か。
夏休み終了間際ぎりぎりになってから始めるか。
答えは誰にでもわかりそうですが、
なんとこの質問は「糖尿病の患者」に対してされる質問
なのだそうです。
糖尿病を患った人のほとんどが
夏休みの宿題をギリギリになってやっつけたタイプ。
先に遊びに行ったということです。
キリギリスっす。
先に食べたということです。
将来の健康を使い切って。
まだ若くて健康な、そこのあなた!
目の前にある美味しそうなケーキを
食べるタイミングは今ではないかも
知れません。
改善する方法として
「ワーキングメモリーを鍛える」という手が
あるそうなのですが、
この「ワーキングメモリー」というのも、
またこれ・・・
分かるようで、
納得のいかない感じの説明ばかりで
腑に落ちない・・・
脳の中の「作業台」とか「ホワイトボード」とか
色々と例えられてるんですが・・・
スコウスB「ん?呼んだ?」
スコウス本物「うわー!き、来たー!!」
もうひとりの自分と相談する一日を🌈