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もっと知りたいあなたに!面接も科学できる?人の行動の限界は決まっている?社会物理学のオススメの本3冊

前回の記事が思ったより皆さんに興味を持っていただけたようなので、今回は社会物理学に関係するオススメの本を更に3冊追加で紹介しようと思います。この分野は人に関するデータが大量に入手できるようになると同時に急速に発展してきたので、まだまだ発展途上で新しいことが次々とわかってきている分野でもあります。(もちろん昔から研究されている方もいらっしゃいます!)
直接人に関わる研究になっているため、分野に詳しくない人でも自分のことのように興味を持って学べるんじゃないでしょうか。今回紹介する本の中でも例えば面接の合否に関係する要素はどんな行動なの?と言ったついつい知りたくなる研究も紹介されています。興味があればぜひ読んでみてください!

正直シグナル―― 非言語コミュニケーションの科学

1冊目は前回の3冊目に紹介した「ソーシャル物理学」の著者アレックス・ペントランド氏が書かれた一冊です。ペントランド氏は過去の研究から見られた人間の無意識下でのシグナルについて、影響力・ミミクリ・活動レベル・一貫性の4つに焦点を絞って解説しています。正直シグナルが影響を与える例としては上部でも紹介した面接についてで、人が採用するかどうかに面接内容ではなく第一印象が最も影響を与えているという研究をあげています。
様々な研究を紹介しつつ、人間が発するシグナルを用いてどのような良い組織・良い社会を作っていけば良いのかについても述べられているので社会物理学の入門の一冊としてオススメです。

データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

2冊目は日本人の矢野和男氏が書かれた一冊で、本人が自らにウエアラブルデバイスを長い期間着用した結果や、日立で開発されたウエアラブルデバイスで組織の活動について測定・分析した結果についてまとめらています。。
研究結果の一例としては人が一日に腕を動かす回数には限界がある、であったり、ウエアラブルデバイスで測定した組織内の人の行動から、その組織の幸福度が測れる、であったり驚きに満ちています。日立ではこれらの結果をもとにどの組織でも幸福度を測定するプロジェクトやイベントを開催されたりしている見たいです。(現在はイベント自体は終了しているようです)https://happiness-planet.org/

人は原子、世界は物理法則で動く―社会物理学で読み解く人間行動

3冊目はネイチャーの編集者などを経験されているサイエンスライターのマーク・ブキャナン氏が書かれている本です。人間を社会を構成する「原子」と考え物理学の考えを持って人間の社会を説明しようと試みるまさに「社会物理学」を体現していて、ライターの方が書かれているだけありとても読み進めやすい本になっています。(もう絶版になっているようで新品での購入は難しいので、中古で見つけたらぜひ買われると良いかと思います、、、!)

以上、社会物理学についてもっと知りたい方に向けて追加で3冊を紹介してみました。最後まで読んでいただきありがとうございます!
今後も情報をアウトプットしていこうと思うので、ぜひスキ・フォローしていただけると、とても嬉しいです!
感想・要望などあればコメントもお待ちしています。

ではまた。

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