すこっと

ポジティブ心理学、マインドフルネスなどに興味・関心があります。興味あることやみなさんが幸せになれる情報を届けられればと思います

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最近の記事

8週目。ソテー、グリル、ローストの違い

ソテー、グリル、ローストの違いは何か?と聞かれて、ぱっと答えられるだろうか? 私は答えられない。答えられなかった。 8週目のテーマは、「焼く」。「最初は肉を焼いてみます。何も特殊なことはいたしません。ただ、焼くだけです。余計なことをせずにフライパンでただ焼くだけで、肉は美味しくなります。」シンプルな文章と調理法、余計なものがないことに、心惹かれる。 8週目を過ごしながら、また並行して本を読んでいる。中公文庫の、「料理の四面体」玉村 豊男さんの書かれた本。5年前ぐらいに知り

    • 7週目。蒸すだけでたちまち。

      「自炊者になるための26週」を(一応)週ごとに1章読み進めながら、今は並行して山口祐香さん著、星野概念さん対話参加の「自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話」を読んでいる。 まだ途中までしか読み進めていないのに恐縮だが、この本がとても面白い。一般の参加者が山口さんの助言を受けながら料理をするパートがあるのだが、その際に「玉ねぎを繊維に沿って切るのと断ち切るように切るのでどう違うのか」、「何故肉に日本酒をかけるのか」と言ったレシピには書かれていないセオリーやロジ

      • 6週目。本に呼ばれる

        「あなたが素材を選ぶのではなく、素材があなたを選ぶ」 6週目のテーマは買い物。2週連続で調理自体ではなく、その周辺がテーマ。 買い物にいってもまだ食材の価格に慣れていなくて、これは相場と比べて安い/高い、ものがいい/傷んでいるがすぐにはわからない人間としてはゆくゆくはそういうのもわかるようになりたいな、と思う。 今回の章で一番興味が惹かれたのが、冒頭の言葉。 「再度述べますが、自炊では、素材ありきの料理から始めるのが得策と私は考えます。よい買い物先が見つかれば、なおさらそう

        • 5週目。味噌汁味噌汁。

          味噌汁と関連深い戦国武将がいるらしい。 普段からポッドキャストをよく聞くので、気になって料理と関係のあるポッドキャストを調べていた。休日の昼下がり、電車の中。 「食べ物」、「料理」。土井善晴さんのような自分でも名前を知っている方から、タイトルは面白そうだが、数回で更新されていないものまで。色々。 何を聞いてみようかなとそれぞれのエピソードを見てまわる。 できればポッドキャストを初回のエピソードから順に聞きたいなと思っていたところ、#1に「地味に凄いやつ!味噌汁!」を見つける

          4週目。小松菜のわくわく

          この一文だけ読んでも、はたと意味がわからない。ましてやこの本のタイトルに含まれている「家庭料理」とは、距離が遠すぎるようにも感じる。 最近は、三浦哲哉さんの「自炊者になるための26週」を読みながら自炊者になるべく料理をしているわけだが、並行して「「家庭料理」という戦場 暮らしはデザインできるか?」という久保明教さんの本を読んでいた。冒頭の一文はその本の中で気になった一節。 本書は日本の家庭料理を「モダン/ポストモダン/ノンモダン」という区分を年代にあてはめることによって、

          4週目。小松菜のわくわく

          3週目。待てたり待てなかったり。

          待つ、ということがある。 気になったレシピがあって、いざそれを作ろうとした時。 30分なら良い方で、1日待てと言われると、気になっていても諦めてしまう。 もしかして、待つのが下手になってりしているのだろうか。 待つ、はしばし喜びになる。 子供の時に、クリスマスが待ち遠しかったような。行列に並んでラーメンを食べる時のような。 待つことそれ自体が、喜びの増幅装置になる。 待てる時と待てない時。違いはどこにあるんだろう。 作ろうと思ってから1日待たなくていいように。先にレシピ

          3週目。待てたり待てなかったり。

          2週目。はじめちょろちょろ

          鍋でご飯を炊きたいとは、ずいぶん前から思っていた。 流石にまだ自炊者ではないとはいえ、炊飯器は使ってきた。でも意識してご飯を炊いたことはなかった。 レトロネイザル経路において、味とにおいは一体化するらしい。 レトロネイザル経路。ご飯とはなんとも関係がなさそうな響き。 IH対応の土鍋がないので、わざわざガスコンロをひっぱりだした。 お米をじゅうぶんに水に浸し、中火にかける。 いつもはスイッチひとつだから、時間がゆるやかにかかる気がする。 これで美味しくなかったらどうしよう。

          2週目。はじめちょろちょろ

          1週目。湯気とかおり

          においは際立ちのことです。 そう言われてみると、トーストを意識して作ったことはなかった。 スーパーで買ってあった袋をあけて、食パンを取り出す そもそも普段意識していないので、何分が適切なのかがわからない。 とりあえず、一番高い温度に設定して、トースターのネジを2分にまわした。 近くにあった小さい脚立を広げてトースターの前に陣取ってみる。 じっくり見ても、あまり変化がない。トースターの上に物が置きっぱなしなことに気がついた。危ない危ない。 2分じゃ変化がない。次は何分にしよ

          1週目。湯気とかおり

          マインドセット 「やればできる!」の研究

          今回の記事ではキャロル・S・ドゥエックさんが書いた『マインドセット 「やればできる!」の研究』の感想を書こうと思います。 なお今回は読書法と感想のアウトプット方法として『紙1枚!独学法』のやり方を参考にしています(文末にリンクを貼っておくので、興味がある方は読んでみてください) 自分の一言まとめ: 成長マインドセットとは『体験からの学びに集中して難しくて面白いを感じる』ことです。 Why~なぜこの本がおすすめか~ 本書をおすすめする理由は以下の通りです。 ・普段しんどく

          マインドセット 「やればできる!」の研究

          瞑想入門にオススメのアプリ紹介!

          どうもスコットです。 前回の記事では私が瞑想を1ヶ月続けて感じた変化について書きましたが、瞑想は始めて習慣付けるまでがなかなか大変なもの。 なので今回は瞑想を入門するのにオススメのアプリheadspace( https://www.headspace.com/ )を紹介しようと思います。headspaceは動画やイメージによる瞑想の説明があり、その後で3~10分時間を選んで瞑想を行います。オススメのポイントが3つあるのでそれぞれ説明していきます。 ポイント1: 一日一つ進

          瞑想入門にオススメのアプリ紹介!

          私が瞑想を1ヶ月続けて感じた三つの変化

          今回の記事では私が瞑想を始めて1ヶ月間が経ったので、それによってどういう変化が起きたのかについて書こうと思います。 瞑想の仕方としては朝起きてから胡坐をかいて座り、30分間瞑想を行いました。瞑想といっても以前の記事で紹介した歩行瞑想や、慈悲の瞑想など色々ありますが、私はただ呼吸に集中するという瞑想に取り組みました。この記事では1ヶ月続けたことで感じた変化について大きく3つ書いていこうと思います。 ・結果その1:ネガティブな感情に気がつけるようになったまず一番の変化は自分の感

          私が瞑想を1ヶ月続けて感じた三つの変化

          もっと知りたいあなたに!面接も科学できる?人の行動の限界は決まっている?社会物理学のオススメの本3冊

          前回の記事が思ったより皆さんに興味を持っていただけたようなので、今回は社会物理学に関係するオススメの本を更に3冊追加で紹介しようと思います。この分野は人に関するデータが大量に入手できるようになると同時に急速に発展してきたので、まだまだ発展途上で新しいことが次々とわかってきている分野でもあります。(もちろん昔から研究されている方もいらっしゃいます!) 直接人に関わる研究になっているため、分野に詳しくない人でも自分のことのように興味を持って学べるんじゃないでしょうか。今回紹介する

          もっと知りたいあなたに!面接も科学できる?人の行動の限界は決まっている?社会物理学のオススメの本3冊

          人間を科学する?科学的に人の行動・心理について知りたい方にオススメの本3冊

          みなさんは「社会物理学」という学問分野を知っていますか?人の行動と情報の流れの間にどんな数理的な関係が成り立つかを探求している分野で、センシング技術の向上とビッグデータ解析に関する技術の向上で様々な関係がわかるようになってきています。 人間の行動について扱っているため、人間の幸福度を科学的に高めようとするポジティブ心理学とも関係の深い学問分野です。(ポジティブ心理学に興味がある方はぜひ以前の記事を読んでみてください。) 今回はそんな「人の行動を科学する」に関連したオススメの本

          人間を科学する?科学的に人の行動・心理について知りたい方にオススメの本3冊

          「やりたいことがない」から抜け出し、「やりたいこと」を見つける方法

          「やりたいことをやりなさい」最近何かと言われることだと思いますが、これを聞いても「そもそもやりたいことがない」と思ったり、「やりたいことがない自分ってダメなんじゃないか」とまで思ったりしてしまうことはありませんか?少なくとも一年前の私はその状態でした。 今回の記事では「やりたいことがない」に苦しんできた私がその状態を抜け出し、半年間で「やりたいことがたくさんある」状態になった方法を紹介したいと思います。 Stepとしては Step1: 頭に思い浮かんだことをメモする Step

          「やりたいことがない」から抜け出し、「やりたいこと」を見つける方法

          英語が得意なあなたに。英語で学べるポジティブ心理学!(ポジティブ心理学紹介その3)

          ポジティブ心理学について、過去の記事でオススメの本を紹介してきました。基本的に日本語に限って紹介していましたが、やはりポジティブ心理学研究が進んでいるのはアメリカが中心となっているので、英語での情報が多いのも事実です。なので今回の記事では英語が得意な方に向けて、英語でポジティブ心理学を学べる方法について紹介しようと思います。英語がある程度できてポジティブ心理学に興味があれば、これらの教材を通してさらに英語力を鍛える!という使い方もできるかと思います。 それでは紹介していこうと

          英語が得意なあなたに。英語で学べるポジティブ心理学!(ポジティブ心理学紹介その3)

          もっとポジティブ心理学を学びたいあなたに。オススメの本紹介(ポジティブ心理学紹介その2)

          ポジティブ心理学について、以前の記事ではポジティブ心理学研究を代表する3人とその動画・書籍を紹介しました。(読んでない人は読んでいただけると嬉しいです!) ただそれ以外にもオススメの書籍がまだあるので、特に入門者にオススメな3冊と最後によりこの分野について知りたい方向けのプラスαの一冊を紹介したいと思います。 ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則 最初の本は、ポジティブ感情についての研究をおこなっているバーバラ・フレデリクソン氏の著書です。内容としてはそもそもポジティ

          もっとポジティブ心理学を学びたいあなたに。オススメの本紹介(ポジティブ心理学紹介その2)