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【新人営業さんへ】私の指摘に「ハッ」とされた、その前後の話【エールをおくるよ】


先日、仕事依頼先の営業さんに
「下請けの作業の結果は
全てあなたの会社の責任ですよ」
と指摘したら、
「ハッ」とされた。
それで私は、「え、知らんの?」って思った。


そんな話を昨日つぶやいてみたところ、
反応をもらえたので。


今日は、
その営業さんとの仕事のいきさつを
書くことにしました。


唐突に。笑



このアカウントの方向性は
謎だと思われるかしら。

収益化の最短距離からは、
はずれているかしら。

まあ、そうかもしれませんね。


でも、いいんです。
当面は、そんな運用です。
気ままにいきましょう。


今回の記事に無関係な人は、
すっとばしてくださいね。
いつもいつも
ご迷惑、おかけします。



今回の記事は関係がある!
っていうひとへ。


このアカウントは、気まぐれ運用につき

営業関係の話は、
今後ほとんどないと思うんですよ。

私、営業の専門家とかじゃないんで・・・

今回限りかもしれません。
わかりません。

期待はしないでね。

イレギュラーだと
思ってもらったほうがよさそう。



noteのアカウント。

伸ばしたい記事が他にあるなら
しばらく更新しないのが
正解かもしれない。


でもさ、
リアルでは触れ合えかったであろう人との
「ちょっとした出会い」を大事にしたくなる


そんなときもあるじゃない?

昨日のつぶやき。
言葉が堅苦しいかな?!
でもつぶやいちゃえーーー
気持ちを、吐き出しちゃえーーー
っていう投稿に

真面目に?反応してもらえたりしたら。

なんだか、たのしいし、うれしいよね。
それでいて少し、しんみりしちゃったり。

うまく言えないけれど。


今日はひとりごとを、
長々しゃべってみます。
(独り言どころではない長さだが)


もし、あなたのお土産になりそうな話が
少しでもあれば、
もっていって!

よかったらおつきあいください。

要約、とか、簡潔に、とか。
私には、むずいなぁ。
冗長なのを、どうにかしたいが。
ま、そのうちに。



さて。
今回のハナシ。


私は、とある業務の、依頼者です。
立ち位置は「お客さん」側。


私は営業さん(新人のお兄さん)を窓口に、
営業さんの会社と、契約を結びました。

ところが。

細かいことは省きますけど、


契約締結後の作業に
すったもんだがありましてね。

問題は、一つならず、二つ、三つ。
後からぼろぼろと、出てきます。

一つくらいのミス。
まあ、あるでしょう。すぐ挽回してくださいよ。

二つ目。重なると、いらっときます。
無知か怠慢か知りませんが、いけませんね。

三つ目。さすがに怒ります。
そらそうでしょう。

私だけが迷惑被るんじゃない状態まで
広がってしまったからね。
関係ない人にまで迷惑かけるだなんて、
絶対にだめ。



依頼者から見たら、
営業さんが新人かどうかは、
一切関係ないですよね。


たとえば美容院で、

「新人美容師はカット料金安め」

とかなら、
多少は許容するかもしれませんが。



新人研修制度が整っているのか、
OJTがしっかりしているのか、
いきなり一人で現場に放り出されるのかどうか。


そんなことは、営業さんの会社の問題。


依頼者にとっては、何も関係ない話です。



依頼した内容と違う作業を
下請さんたちが、どんどん進めていく。

トラブル、多発。

・・・



「なんでこんなことになってるの」



私は、営業さんに聞くわけです。



ここで。
新人営業さんに、お伝えしたい。

言葉通りに返したら、いかんのですよ。

火に油を注ぎますよ。

要注意。
(恋愛でもこんな場面ありそうね)


直接的なことを聞いているんじゃないんです。

私が知りたいのは、

「あなたは、
今回の事態が発生した責任の所在を
ちゃんと理解しているのかどうか」


この一点なんですね。

私が契約した相手は、営業さんの会社です。

私は、下請と直接契約したわけではない。
その下請を指名したわけでもない。

だから、
営業さんの会社が、

自社で作業しようが、
下請に作業させていようが、

私には一切関係のない話。

これは当たり前。


そんで、
私の契約相手は営業さんの会社だけれど
私の窓口は営業さんだけなんだから


私のクレームは、
営業さんがまずは全て、
会社を代表して受けないといけない。


クレームの後の処理。
下請との話やリカバリーは全部、
そちらでやってね
、と。

それが、営業さんのお仕事。



営業さんは、会社を代表している、窓口。
お客さんとの、窓口。

だからね、営業さん。
お客さんに対しては、

トラブルの原因を
下請のせいにして話したら、いかんのです。


その下請に正しく指示・指導できていなかった、
営業さんの会社の責任です。

その下請をこの業務につかせることを決めた、
営業さんの会社の責任です。

下請の作業によって、
何か問題が起こりそうな可能性を
事前に察知できなかった、対処できなかった、
営業さんの会社の責任です。

何か問題が起こりそうな可能性があるのに、
事前に依頼者に連絡相談をしなかった、
営業さんの会社の責任です。


営業さんは。

目の前の事態に対する責任の所在を、
しっかりと、
理解しておかないといかんのです。

事実として。
下請の作業に不備があったとしても、
お客さんには一切関係ないこと。


ここで、さっきの質問にもどりましょう。

「なんでこんなことになってるの」

私がほしい答え。

「自分(営業さん)の指示に問題がありました」
「弊社の管理に問題がありました」
など

こまかい理由はともかく

下請の作業による責任を、
全て「自分」か「自分の会社」で
引き受けた答え、
ですよね。

(実際の責任は営業さん個人でなくて
営業さんの会社が取るのが当たり前だから、
個人負担とかは一切心配ご無用)


そして、
しっかりと謝るんですよ。
自分事として!←ここ大事

謝るのに不本意な姿勢がちょろっとでも見えたら
お客さん、速攻でそっぽ向きますよ。

営業さんから
「正しい方向の」アンサーをもらえたら。

お客さんも、

「お、ちゃんと責任の所在は
わかってはいるんだな」と、



起こってしまったトラブルは
一旦受け入れた上で、
先の解決に向けての前向きな話し合いが
進んでいくでしょう。



今回の新人営業さんは。


下請のせいにする空気を
私の前で
ぺろっと出しちゃったものだから。



「下請けの作業の結果は
全てあなたの会社の責任ですよ」


私、ガツンといっちゃうよね。
遠慮ないよね。
仕事だから、仕方ない。



でもね、
営業さん自身を否定したんじゃないのよ。
そこは、わかってもらいたい。


「考え方が間違っている」
仕事なんだから、プロなんだから、
「甘えたこと言ったり、逃げたらいけません」

って、いいたかっただけ。


ガツンと言うのって、
正直こっちもしんどい
のよ。
このご時世にも合わないし。


でもさ、
ゆくゆくは、営業さんのためになる
って思ったんだ。


昭和のおばちゃん(私)からしたら、
見どころある営業さんだったからさ。


飛び込みなのに、
契約成立まで持ち込んだ営業さんだった
から。



そこから。
営業さんは、
猛スピードで変わっていった


やっぱりちょこちょこミスが出るから、
その都度こまかく指摘していったけど



だんだん私の意向というか、思考の基盤?
を汲んでくれるようになって。

このラインまでは、そのまま進めてOK
このラインにきたら、
事前連絡して意向を確認する

そんな感じ。



お、なんか、任せられそう?
いちいち目を光らせてなくても大丈夫?
営業さんから連絡が来たら、
その都度の確認と対応で、進めていけちゃう?

みたいな。



ある時の、営業さんとの電話。


ちょっとした懸念があったから、
指摘したの。

おばちゃん、自分だけならまだしも、
他の人に迷惑かかりそうなことには
ほんまに細かいねん。



そしたら、その営業さん。
一旦反論しかけたけど、
まずいと気づいたのか、
ぐっと、言葉を飲んだ
のね。

それから、
こちらの要望に沿った対応をしてくれた。



うれしかったよ。
言葉を飲みこんだの、
ちゃんと気付いていたよ。


「私が怒った意味を、わかってくれてる」って。

私もね、この先をよりよくしたいものだから。
その後も要望はあれやこれやと言うのよ。
うざかったかもしれない。

でもね。
営業さんに、
全てやれ、イエスマンになれ、なんて
無茶を言ってるわけではない
のよ。


こちらの要望に対して、

出来ることは出来る、
出来ないことは出来ない
ストレートには出来ないけど代替案はある
出来るけど期日には間に合わない


何もかも、
とりつくろわず、
正直に言ってくれたらいいだけなの。

即答できなければ、
確認して後から連絡くれたらいいだけなの。


出来ないとしても、代替方法がないか
一緒に考えてほしい。
それだけ。

信頼関係って、そうやってできていく



いったん崩れかけた信頼関係でも、
営業さんの人間力で、誠意で、
取り戻していくことができる


より、強いものにすることだってできる。

今回の営業さんは、
急激に「シゴデキ」になっていった。



急成長ぶりに、びっくり。
おばちゃん、目を丸くする。
そして、次第に、目をほそめる。



そして、ついに。
営業さんとの仕事終わりの時が来た。


営業さんは、私に言ってくれた。

「僕が未熟なせいで、
今まで多々ご迷惑をおかけして
本当にすみませんでした」

深々と、頭も下げてくれた。



営業さん!

私、あまりの仕事のひどさに
キツい言葉を放ったけど。



少し前から、なんにも気にしてなかったよ。
あなたの仕事ぶりで、充分取り返していたよ。


私、中盤から、
あなたのことを頼りにしていたから。


今日謝られる前でも、
私、ちっとも怒ってなかったよ。


それでも、営業さんが
しっかりと謝ってくれたから、
なんだかうれしくなって、吹き出しちゃった。



「あれから会社でも、
連日めちゃくちゃ叱られました」


この一言で、
私は営業さんの会社を、
「信頼できる会社なんだ」
って、感じた
よ。


営業さんは、トラブル満載のころと、
顔つきが、違っていた。


トラブル満載のころって、実際は
たった1週間前のことなのに。


ひとつずつ、トラブルに対処していった。
ひとつずつ、出来ることをやっていった。
要望に、出来る限りこたえてくれた。

だからこそ。
出来ないことを「出来ない」と言われても。
代替案の提案も。
中盤以降は、全て信用できた。
最後には信頼して、任せられた。


そして、仕事終わりを迎えた。

私は笑顔で、営業さんと話ができた。



失敗なんて、誰でもするよ。

そこから学んで、
取り戻していけるよう動けばいいよ。
あなたの支えはきっと、たくさんあるよ。

私なんて、中年だけど今でも失敗だらけだ。
ひどいもんだよ、本当に。

でも、どうにか楽しくやってるよ!!

これからに期待しているよ、
新人営業さん。

あなたの仕事に
あなたとの出会いに
感謝するお客さんは
きっといるよ!

大変なときもあるけれど。

好きな歌をきいて、
好きな飲み物を飲んで、
楽しく過ごしていきましょう。

私が今聞きたい曲はね、
「切手のないおくりもの」

財津和夫さんの声が沁みるわ~

それじゃ、またね。


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