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川崎市岡本太郎美術館レポ1

青山にある、元々岡本太郎のアトリエだった建物を改修した、岡本太郎記念館。

大阪万博の跡地に立ち続ける、太陽の塔。

どちらもすでに数年前にひとりで行っている。

熱烈なファン、というほどではないのだが、岡本太郎の作品にはいつも圧倒される。
沸き上がるなにかを感じる。そういうパワーをもらいたいなと思いつつ、今回は川崎市岡本太郎美術館へ。

まず、この美術館まで歩こうと思えば駅から歩けるのだが結構な距離がある。

バスもあるけれど、今回私は向ヶ丘遊園駅でタクシーを拾って、車で行けるところまで行ってもらい生田緑地東駐車場で降りた。

あとは生田緑地という公園の中をずんずんと歩いていく。

歩いていく途中には科学館や、昔の家屋を展示している日本民家園などがある。(江戸東京たてもの園とは違って民家ばかりあるらしく、こちらもいつか行ってみたい)

それらを越えた先に、広い階段があり半分ほど上ると、ちょうど踊り場のようなところに美術館の入り口がある。

とにかく、公園の奥の方にあるので、時間には余裕を持って行ってほしいと声を大にして言いたい。


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神殿のような、隠れアジトのような不思議なエントランスに入ると、マスクをつけた岡本太郎がお出迎え。

館内の作品は基本的にほとんど撮影可。

それから、決められた順路はなく、好きに見てもよい。

岡本太郎らしさというか、従来の展示に縛られない自由さを感じる。

子供向けの注意書きでさえ遊び心があって、とっても可愛い。

本人の作品をイラストにして、こんなポップに仕上げることってなかなか珍しいのではないだろうか…

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また、美術館の建築自体が岡本太郎のために作られているのだと感じられた。

建物そのものに遊び心がある。 (設計は川崎市と久米設計)

ちょっと奥まっていて、近づかないと見えない展示。

階段になっていて、小さな作品が飾られている棚。

太陽の塔の地下展示を彷彿とさせるような、円形の展示スペース。

個人の作品を飾る美術館や記念館のなかでは、谷口吉生の鈴木大拙館が一番好きなのだがこれは並ぶかもしれない。

作品の話になかなかたどり着けないので、続きはまた明日。

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くらいあさ
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