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ロッカー収納術
幼稚園に入る前のことや小学校、中学校のことなど、控えめに言っても記憶力が良い方だと自負している。
先日、家族で中学の時の話になり、母が中3の時の私のことを話し出した。
個人面談にて。
高校受験を控えて真面目に進路相談を終えた直後、
私「今日は教科書持って帰るから先生とお母さん喋っといて!」
と言い、教室の後ろのロッカーから大量の教科書を出してきた。
母「先生ビックリしてて、お母さん恥ずかしかったんやから!」
とのこと。
本当に私か?妹と間違えているのではないか?
私、めちゃくちゃ真面目やったけど。
靴下三つ折りにしてスカーフちゃんと14cm以上出してたけど。
全く記憶にない、、、
しかし、私らしいので記憶をたどっていくことにした。
私は中学校区で一番遠い地域に住んでいた。
一番遠い=長時間歩く
長時間歩く=早起きする
早起きする=朝に弱い
朝に弱い=ギリギリまで寝る
ギリギリまで寝る=夜更かし
夜更かし=半寝で時間割する
半寝で時間割する=忘れ物する可能性大
忘れ物する可能性大=置き勉
答えが出ました。
置き勉=学校のロッカーに教科書を置いておくこと。
先生に見つかれば怒られるので、ロッカーの奥行きを駆使し、教科書を縦、横に積み上げ、手前に教科書の表紙を見えるようにしたり、重量物を置いたり。
目の錯覚を利用した収納術に試行錯誤する日々。
その時に鍛えられた甲斐があり、今でもテトリスは大得意です。
ちなみにロッカーに置いて怒られそうになった時は下駄箱に収納していました(これは高校でも継続)。
意地でも持って帰りたくなかったんやろなぁ。
この意地、意味ないよなぁ。
もっと他に意地ることなかったんかなぁ。
20年前の自分へ。
20年後の私より。
※写真は中学の美術の授業で作った籐のカゴ。籐が硬くて土台が作れず、やる気が失われ先生に舌打ちされながら作った一品。