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ずっとやりたかったことって何なのか探り始める春

お久しぶりです。
もうすっかり春ですね。
4月がもう終わりそうなことにびっくりしています。

先週から新しい取り組みを始めてみました。
もう長くベストセラーとなっている【ずっとやりたかったことをやりなさい】という本で推奨されている「モーニングページ」「アーティストデート」「メモワール」と、本の中にちょこちょこ出てくる自分に問いかけるワークのようなものをちょっとずつやってみています。

仕事と並行して通っている通信大学の課題の一環としてちょっとやってみたのですが、思いのほか楽しくて、あっという間に二週目が過ぎようとしています。
特にモーニングページが楽しい。
最初は家にB5のノートしかなかったからB5で続けていたんだけど、やっぱり規定通りにA4のノートに書いてみたくて取り寄せて、A4のノートに書くのはまだ3日目くらいなんですが、ぶっ続けで誰にも見せる予定のない頭の中にこれがほんとにあるのかどうかもわからない、えっそんなこと考えてたんだ!?みたいなことをノンストップで汚い字で漢字もろくに使わずに書きなぐっていくのはほんとうに楽しい作業だ。
ぶっ続けで書き続けてA4ノートに3ページ書き終わるまでだいたい45分くらいかかっているので、平日はいつもより1時間くらい早起きしないとだけど、書くのが楽しみで今のところちゃんと起きれる。
今までどうやっても早起き続かなかったのに、ちゃんと楽しみがあると起きようという気になれるんだな。
できる限りストップせずに12週は続けたいなと思っています。

モーニングページはとても楽しく続けられていますが、私にとって問題は「アーティストデート」と「メモワール」。
今頭の中にあることをノートに書くだけのモーニングページと違って、アーティストデートは行動が伴うものだし、メモワールは私の苦手な過去を思い出していく系のものなのでめちゃくちゃ苦戦しそうな予感がすごかった。
始めるまでに結構抵抗を感じていた気がします。
ちょっと気が重いなぁと思いつつ2週目を迎えましたが、今のところこちらも思いのほか楽しく続けられています。

私にとって、「自分のやりたいこと」「私はどうしたいのか」「何が好き?」「何してると楽しい?」という問いは、いつもとても難しいものに感じていました。
そういう自分の個人的な願望とか、こうしたいな、みたいなものが全然わからないという感覚が強くて、そういう質問にはいつも困ってしまう。
だから、アーティストデートの「やってみたいことを実際にしてみましょう」というのは私にとってはかなりの難題でした。
そもそも私のやってみたいことってなんだよってところから始まる。
ほんとにできるのかなぁとちょっと疑いながら始めましたが、モーニングページを書いていたこともあったせいか、色んな所からちょこちょこ「これが好き」「これが気になる」「そういえばこれをしようとずっと思ってたけどなんかめんどくさくてずっとしていなかったな」ということを思い出す糸口が顔を出してくるので、それをたぐりよせてみて、ちょっとこれをやってみようかな、というのがいくつかみつかりました。
そして、そこからずっと思い出すこともなかった子どものころの思い出につながる記憶が呼び起こされることもあって、最初はスカスカだったメモワールの質問の欄に後から少しずつ記憶が追加されていくのを眺めて、ほんとにうまくできているツールなんだなぁと驚きました。

なにもやりたいことがない
楽しいことがない
何が好きなのかわからない
昔のことがほとんど思い出せない

私がずっと思ってきたことが、この取り組みをはじめたことでちょっとずつちょっとずつ解きほぐされてきているような感じがします。
まだ2週目でほんの少しずつではあるけど、そんな実感がある。
12週経つ頃にはどんな感覚になっているのか楽しみです。
そして、これが一番私にとって嬉しいことなのですが、今まで仕事と勉強ばかりで楽しいことがないと感じていた自分の人生が、ほんの少しずつ明るくなってきているような感じがしています。
とっかかりは課題としてであっても、自分から楽しめそうなことを見つけて週に1度はそれを実行する習慣を作り始めたからかもしれません。
ほんとにこれはすごくいい気がする。

せっかく楽しく続けられているので、記録がてら、アーティストデートでどんなことをしたか書いていけたらと思います。
ふと思い出してメモワールに追記したことなんかもちらほら。
もしご興味がありましたら、また読んでいただけると嬉しいです。
いつもありがとうございます。

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