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53歳。空気読みすぎ人間疲れ女子の”会社勤め攻略法”

先月の終わりごろから、会社勤めをしている。

会社勤めといえば、去年「保険のオバチャン」として保険会社にうっかり入ってしまい、自分のダメダメさを沼の底にある泥まで掘りつくすくらいに掘りおこすこととなり
「アタシは会社勤めはムリなのだ・・・」
と思った矢先なので、おいおい大丈夫かよと思わないでもないのだが

どういうわけだか、(お、ここいいかも)と思った会社とサクサク話が進みあっという間に採用されることになったので
(ちなみに上手くいかないときは本当にあっという間にボツになるのでわかりやすい)
なにか意味があるのだろうと思い、内心こわごわであるが飛び込んでみたのであった。

で、そろそろ一か月になろうとしている。結論としては、やっぱ向いてないんだと思う、会社勤め。2週目から3週目にいくあたりがホントにしんどくて「こりゃ辞めるしかないな」とひたすら思ってた。ただこれまでと違うのは、そこで、なんで向いてないと思うのかとか、どういうとこが引っかかるのかとか、そういうことを俯瞰でみることができるようになり、せっかくだから分析してみてから辞めようと思うように。
これはものすごい進化。
成長したじゃねーか、ワタシ。

なので、いまワタクシがワタクシを、別人のように観察して考える、ヒト疲れで会社勤めがしんどいヒトの対処法を書いていこうと思います。ワタシにしか当てはまらないかもしれないけど… ←ま、要するにこういうとこだよね!笑

◎まず『自分の仕事』さえしとけばいい

とりあえず大前提はこれ。自分がどんな仕事をするためにそこに所属することになったのか。何をしとけばいいのかを把握し、他のことは"とりあえず"排除し自分の仕事に集中すること。
それが”アナタのいる意味”であることを忘れずに。

1.周囲の話は聞かない、聞き流す

仕事はそれほどイヤじゃないのに会社勤めがイヤになってしまう要因って『人間関係』これに尽きる。そしてそれは、特定の誰かがイヤとか、毎日誰かに会うのがイヤとかいうよりも(これは本当にしんどいやつ)それ以前に
「ヒトのはなしを聞くことで、色んなことを推測してしまうのがイヤ」
「ヒトが何かについて話す、その情報を耳に入れたことで自分の振る舞いを考えてしまうのがイヤ」
ってことなのです。

ワタシの例でいえば、同僚に「電話ね~はじめは相手の会社名長くて大変なんだよね、私今でも聞き直しちゃうもん」とか言われただけで
(あ、電話出ろってことか)
(出ないワタシにプレッシャーかけてきてるのか)
と気になりだし、与えられた仕事にも集中できなくなってしまい、そんな状況が辛くなって
(やっぱり!!やっぱりワタシは会社勤めできないんだよ、ほらね)
となったり。

しかしこんなの、完全に思い過ごしの自意識過剰であって、いや、内心はホントに「オマエ早く電話出るようになれよ」って思ってるかもしれないけど

言われてないから。
言われる前から言われたときのこと考えるの、ムダでしかないでしょ。

それとか、○○さんがどうのこうのとかいう噂話てきなヤツも(そうか、この人は○○さんのことをよく思ってないみたいだな…あんまり○○さんの話はしないでおこう)とか、とにかく余計なところに気をつかいがちで、周囲の人々と絡みだすととたんに疲労MAXに…涙

というわけで、そんなアナタへの対処法はこれ。

『とにかくひとりの時間をもつ』

お昼を誰かと過ごすなどもってのほか。お昼休みにひとり静かに自分を整えてこそ、午後も平和に戦えるのである。みんなとうまくやってこうなんて思うのは、完全に仕事を掌握し、その上で最終的に気持ちに余裕があれば、でいいんである。

2.自分のやることは自分で決める

まあ同じことなんだけども、例えば電話に出ろってプレッシャーがあったとする(どんだけ電話がポイントなんだ、自分)。
これはハッキリ言われててもそうでなくてもね。
もちろん、電話に出ることも大事な仕事のうちの一つなわけだからやらなきゃいけないことではある。
それは知っている。
知っている上で、
でも、

いつ出るかは自分で決める。

これをハラの中心に据えてるだけで心持ちが全然ちがう。
決して周囲のプレッシャーに負けて、自分が整ってないうちに電話に出てしまったらダメで、そうすることでアナタはズルズルと他人沼に引きずり込まれて自分を見失い、やがてそこにいるのが辛くなる。

何度も言うけど。
アナタはアナタしかできない仕事をしに、その場にいるのだ。だから、電話に出はじめるタイミングも、自分で決めるのだ。周りからどう思われてもいい。だってそれがアナタだから。

アナタのペースでいる。
それだけに集中する。

3.いいヒトと思われない

はじめっからいいヒトと思われる必要、よく考えたらなくない?だってさ、自分だって周りのヒトがホントにいいひとかどうかなんて、すぐわかんないもの。一緒に仕事をしていくうちに(あぁこのヒトは少し話しかけづらいけど間違ったこと言ってないな、誠実なヒトだな)とか(このヒトは相手によって態度を変えるヒトなんだな)とか、徐々に気づいていくんだから。

自分が”いいヒト”であろうとすることはつまり、相手の土俵にのっかっちゃってるってこと。”相手からみた自分”を意識してしまっている、ということ。

いやいやまずは自分の土俵の足元かためるのよ。とりあえず自分の居場所を居心地よくし、自分がすべきことを誠実に行う。いいヒトと思われないようにするからといって、無愛想にする必要はなくて、ただ、必要以上にサービス精神をふりまかなくても大丈夫ということ。

そうやって、自分のペースを守りながら仕事をしていたら、周りもアナタとの距離感を考えながら付き合ってくれるようになる。ちゃんと自分の仕事に向き合ってさえいれば、多少人付き合いが悪くても信頼してくれるようになる。

はじめっから”いいヒト”に思われようとする必要ないんだよ。

まとめ

実はこれまでのワタシは、新しく職場に行くとまさしく『周りの人たちにいいヒトと思われるよう振る舞う人間そのもの』であった。今思うと。
だってさ、今までずーっと長い間、なんとか周りに合わせてやっていきたい、周りと上手く付き合っていきたいって思ってたんだもの。

このトシでやっと、その呪縛から解き放たれた気がする。

そしてそこから解き放たれた今、こんなにも会社勤めってラクなんだと、仕事ってこんなにも楽しいものなんだと、初めて思えた気がする。

自分を知るってすっごく大事。ワタシの場合、去年経験した保険のオバチャンはそれはそれは辛い体験だったけど、それがあったからこそ(あれ?ワタシってHSS型HSPってやつなんじゃね!?)って気づくことができ、そんなに変わってるならヒトに合わせられるわけがないじゃんと、やっと、いい意味で開き直ることができた。

やっとだよ。ほんとにやっと。

だからね。
生きづらい思いを抱えてるアナタも、それは辛い作業かもしれないけど
”自分”
をちょっと深掘りしてみると、ムリしてた自分に気づくかも。
ちょっぴり肩のチカラが抜けるかも。

いやぁ、珍しく長文になっちゃった!
読んでくださったアナタ、ありがとうございます。感謝♡

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