60代に知って欲しい、前向きな老年期を過ごすには運動が必要な理由【運動が高齢者に与える心理的影響】
こんにちは、すきマッチです。
定年退職、または子育てが終わり、
「体力の衰えてきた…」「何もすることがない…」「気力がわかない…」「今までかかったこののない病気になりがち…」など感じる方が多いです。
その結果「後は弱っていくだけだ…」と老年期に対してネガティブに考えてしまいます。
そんな方向けに「前向きな老年期を過ごすには筋トレなどの運動が有効」なわけを書いていきます。
運動により脳内ホルモンが分泌する
シニア層が行う筋トレなどの運動は、身体機能の向上に様々な効果があります。
同時に目には見えない効果もあります。
老年期を前向きに感じられる効果です。
運動することによって、脳内のエンドルフィン(別名、脳内麻薬)を始めとする 様々な "幸せ/快楽ホルモン" の量が増加します。
一方、ストレスホルモンであるコルチゾールと体内のアドレナリン量は、運動によって減少するそうです。
ある研究によるとジョギング・水泳・筋トレ 等の趣味を持っていたり 仕事で日常的に歩きまわる習慣を持っている人は、そうでない方よりも幸福を感じやすく、生きていることが有意義だと考える傾向が強いとのことです。
運動による身体への効果
運動をするとおなかが減りますよね。
これは体の血糖が低下していることのサインです。そして、食事をとることによって空腹感がなくなります。
この間に血糖コントロールの為の内分泌メカニズムが活性化されます。
日常的に空腹を感じない人は自律神経が上手く働かず、内分泌メカニズムの発動がされない状態と言えます。
体の自律神経の調整にも、筋トレが役立つのです。
運動を日常生活に取り入れることで生活リズムがうまれ、快食・快眠・快便といった健康に欠かせない三大要素が改善されます。
運動は社会とのつながりができるなどの相乗効果もある
小さなことへの怒りやこだわりは高齢期を迎えるとよく見られる傾向とされていますが、すべての人がそうなるわけではなくて、社会的に阻害された状態で起こりやすくなります。
運動と共に外出機会が増えることによって近隣の方とのあいさつや、トレーニング仲間との交流が固まりがちな高齢期の心を研ぎほぐしてくれます。
まとめ
健康なシニア層のよい循環
⇒筋トレなどの運動
⇒身体機能がアップ
⇒快食。快眠。快便
⇒健康への関心が強まる
⇒体調や生活のリズムの改善
⇒運動への信頼性アップ
やや制限のある高齢者の筋トレの効果
⇒筋トレなどの運動
⇒身体機能アップ
⇒転倒しにくい体
⇒外出・交流の復活
⇒認知症予防
⇒体調や生活のリズムの改善
⇒運動への信頼性アップ
厚労省も筋トレなどの運動を推奨しています。
興味のある方はこちらをどうぞご覧ください。
運動はいくつになっても良い効果しかありません。
健康寿命を延ばし、良い人生を送りましょう!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。