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「ここはどこ? 私はだれ?」状態の父にとっての娘の存在

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父が老人ホームに入所した直後は、前も後ろもわからない手探りの状態だった。知らない人に囲まれながら新しい場所で、違和感と不安の中で過ごしていたはずだけれど、私が訪れるととても嬉しそうにしていた。

当たり前のように一緒に家にいたころと違って、離れて暮らすようになって、私が父にできることの種類はまた変わったような気がしている。
体調不安のある家族と事情があって離れて暮らす人も多いだろう。このコロナ禍だからなおさら。それでも同居だからできることと、四六時中一緒にいなくてもできることは、それぞれたくさんあると思う。

父の好きなカーペンターズの曲。おそらく今日でも、聞けば一緒に歌えるんじゃないだろうか。








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あまのさくや / はんことことば
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