『園芸家』という愛らしい生き物の話
いきなりだが、チェコの文筆家、カレル・チャペックの『園芸家の一年』という本の中に、こんな一行がある。
素人園芸家は、ふつう、尻の上で終わっている。
−『園芸家の一年』(恒文社、1997)より引用
『尻の上で終わる』…うん。この一行では全然意味がわからない。しかも『ふつう』っていう謎の前提つき。全然普通じゃないっす!笑ってないで、ちゃんと説明してください!ねえ!
って、つかみかかってくる前に、まあちょっと落ち着いてください。
カレル・チャペックはチェコの有名な文筆家だ。