生きているだけで素晴らしいことをやっている
こんばんは。
今日は、今読んでいる本の紹介です。
河合隼雄の「こころの天気図」です。
実はまだ読み切っていませんが、一部ご紹介します。
タイトルは、本文を参考に書いています。
みなさん、赤ちゃんというのは生まれてくることを選べませんし、家も選べないのです。そんな中、生まれてくるのですからとにかく素晴らしいと。そんなことが書かれています。
これを紹介するのには、わたしの過去のことがありまして。学生時代にいたサークルで、下の学年の子がtwitter(現:x)で「ペットみたいに生きてるだけで褒められたい」なんてことをつぶやいていたのですね。当時、「面白いなぁ」とか「確かに」なんて思っていたのですが、その子、サークルでかなり苦しんでいたみたいで、結局のところ、サークル活動に来れなくなりました。他人がなにかできることはないと思っていますが、それでも、そのつぶやきを見てなにか心配していたら、直接アクションを取っていたら多少はマシだったかもしれないな、とは思いますね。いや、実際は、その子は役職持ちでしたので、その役職の上(幹部)には「あの子もうかなりしんどそうだから仕事手伝うよ」と、サークルに来れなくなる1か月前ぐらいに言ったのですが、断られてしまったので、直接アプローチかけるぐらいしかやれなかったのでしょう。
少し懺悔っぽくなってしまいましたね。人には誰にでも傷つきがあって、その傷つきを認めて初めて成長するのです。そういうことにしておきます。
河合隼雄は、ほかの本でも、生きているだけで素晴らしいということを語っていたと思います。とにかく、生きているだけで素晴らしいのです。
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