
「こんな友達、他にはいない!?」 自分にとっての友達とは… 〜アラジン④〜
こんばんは、透です。
先日、「結婚したり出産したりすると、疎遠になる友達が多い」と言う会話を聞きました。みなさんの中にも経験ある方がいるのではと思います。もちろん結婚や出産だけではなく、転職や就職、進学などを経て、全然会わなくなった友達もいるのではないでしょうか。
ランプの精
さて、今回は「アラジン」について書き始めて4記事目になります。これまでは、アラジンとジャスミン王女について書きました。
記事はこちら👉名作「アラジン」からみた「つなぐ心」とは
今回は「アラジン」で主人公に負けず劣らず人気なランプの精「ジーニー」について書きたいと思います。
ジーニーといえば、始終変わる事なく人間味に溢れており、魅力的なキャラクターだと思います。
アブーを除いて、唯一アラジンの素性を知っており、願いを叶える誓約を曲げてでもアラジンを助けたいと行動する姿に感動しました。
フレンド・ライク・ミー
ジーニーといえばこれ!「フレンド・ライク・ミー」!この世界観に、一気に引き込まれ一つのショーを見ているような感覚になります。アニメーション映画はもちろんのこと、実写版も素晴らしかったです!

さて、「フレンド・ライク・ミー」。この曲はアラジンとジーニーが出会ってすぐ、自己紹介のような形で歌われます。そう、出会ってすぐ「こんな友達、他にはいない」と歌うのです。
アラジンが3つ目の願い事を「ジーニーを自由にする」から変更すると言った時、ジーニーは「今までランプの持ち主を友達と呼んだことは、誰一人として無かった」と、寂しそうにアラジンに伝えます。
1万年間もランプの中にいて、呼び出されては私利私欲のための願いを叶えるだけ。
ラストシーンで、ジーニーは「アラジンの願い為なら自分は自由にならなくていい」と本気で考えており、アラジンは「ジーニーの願いの為なら最後の願い事を使うのも厭わない」と本気で思っている。こんな友達、他にはいないと思います。
ジーニーの願いは「自由になること」ですが、それ以上に欲しかったものを手に入れたのではないでしょうか。
さて、自分にとっての「友達」とはなんなのでしょうか。LINEに登録してある人、よく飲みに行く人、小学校からの同級生、恋愛相談にのってくれる人…
人によって「友達」は違ってくると思います。
いつどんな時でも相手の幸せを願い、どこにいても相手のことをふと思い出し、再開した時には会っていなかった期間などなかったかのような、そんな友達。
辛い時に応援してくれ、悩んでいる時に相談にのってくれ、困っている時に手を差し伸べてくれ、尊敬し合う、そんな友達が一人いるだけでも世界は違って見えてくると思います。
さて、今日はここまでにしたいと思います。
次回は、「3つの願い」について書きたいと思います。
「美女と野獣」の連載についてはこちら👉名作「美女と野獣」からみた愛とは
記事の途中で載せたのは、カレッタ汐留の写真です👉カレッタ汐留
実写版はこちら👉アラジン
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