食卓から学ぶ考え方
「これって・・・?」
たまたま何かの拍子に裏返しになった
ほっけの開きを見て驚きました。
「目が2つある‼️」「胸ビレが2つある‼️」
ほっけの開きは中心で折りたたむと1匹の魚になる。
その事に気づいたのは結婚前か後かは正確に覚えて
いませんが、大人になってからでした。
恥ずかしい話ですが、それまではホッケの開きは
2枚おろしの片側だと思っていたのです。
私の思い描いていたホッケは
カレイだったのです…笑
長年の恐ろしいほどの思い込み。
時に人は表面上の見えている部分でのみ
全てを知ったかのように思い込む時があります。
更には他人の言葉や一部の情報を鵜呑みにし
自分自身の目で見て、知ったかのように振舞って
しまう時があるように感じます。
人との関わりの中でよくある出来事があります。
人に対する噂です。
「○○さんは〇〇な人なので気をつけたほうがいい」
「〇〇さんはこんな良くない噂がある」
などです。
いい噂も良くない噂も必ず教えてくれる人の
私情が入ります。
その言葉を受け取る側は、その言葉で噂の対象に
なった人の人格に対して先入観や思い込みを植え
つけられてしまいます。
そして、その対象の人は実際に深く知られることもなく、
善人にも悪人にもなってしまうのです。
知人たちに話すと冷笑されるホッケの開きの話。
「この魚の裏側はどうなっているのだろうか?」
と、自分の意志で目の前のホッケの開きを裏返して
観察をしていたら、ホッケの本当の姿を早くに
知ることができたのでしょうね。
他人に与えられて目に見えている部分が全てでは無い。
自分の行動によって自分の目で、耳で、感覚で知ることが
とても大切なのです。
そんなことを思いながら今晩はホッケの開きを
食べようかな…と思っています笑
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