あなたの中にある大切なもの
今週、月に2回参加している座学のディスカッションの時に、昔のことを何となく思い出したので今日はその話を交えながら、ヨガセラピーのクラスについての話をしようかと思います。
私は3姉妹の末っ子です。
私の父は男の子が欲しかったようです。
でも、3人目も女だった…(それが私です)
よく小さな頃にそんな話をいろいろなカタチで私は聞かされていました。
私は、自分が女の子であることがまるで良くないかのように感じていました。申し訳なさがありました。何かの間違いで自分が男の子かもしれないと思う(妄想?よくわからない考え)が浮かぶ事が割と大きくなるまでありました(あれって何だったんだろうと今でもおもうことがあります...笑)
私は小学生の頃、見た目がボーイッシュな子でした。今思うと活発なふりをしていたような・・・?そう演じなければならないという呪いのようなものにかかっていたような気がします。だから、何かを選ぶとき女の子が好きな物を好きと素直に言えない私がいました。
そんな私も、成長して思春期に入ると恋もしたし、自然と女子にはなりましたが、大人になってからも女の子らしくすることにはいつも心のどこかでブロックをかけているところがありました。
わたしはヨガを始めてから、少しずつ自分を大切にする気持ちが芽生えて、自分の中にある『こうしたい』『これを選びたい』がわかってきて、すこしづつ選べるようになっていきました。
そして私はヨガをしている中でアヒンサー(非暴力)という言葉に出会い、そのブロックが私自身をずっと傷つけていたことに気づきました。
今でも女性らしさみたいなものに抵抗感を感じている自分に気づくときがあるし、それを笑いで誤魔化したりもします。私の照れ、恥ずかしさみたいなものは、その抵抗感の現れでもあるのかもしれないなと今は思っています。
すごく根深いです。
いまは特に悩んではいないですけど、ブロックがかかっている自分がいることに気が付いたとき、それをいまの私は冷静にみています(もう一人の私がみている)
そして、「あ、またでたな!!」って思う!!笑
大切なのは、この気がつくスペースが自分の中にあることだと感じています。
そして、ちょっとずつちょっとずつ、そんな気がついた自分の正直な気持ちにアクセスして、それを叶えることをしてみるとうれしくなったり、とても幸せを感じたりするんです♪
自分の中にある本当の気持ちに気づいてみる。そしてそんな気持ちをふわっとあたたかく受け入れてみる。
自分の中にある正直な感覚に触れてみるってとても大切なことだとおもいます。少しづつでも、それを癒したり、満たしたりできたなら、生きることも楽しくなったり、幸せに感じたりしていくのではないかと思っています。
ヨガや瞑想は、そんな自分を見つけるためのココロのスペースを作るツールとしても、とてもいいものだと感じています。
私は6月と7月にヨガセラピストの資格取得のためのヨガセラピーの模擬クラスを開くことになっています。
6月はマインドフルネスヨガセラピーのクラスをします。
自分の感じていることをそのままに味わって、まずはその感じたことを信じること、受け取ることを育むクラスをヨガセラピーを通してつくれたらいいなと思っています。
簡単なポーズをおこなったり、瞑想をしたりしながらゆっくりと、『今、この瞬間を』安心して感じてもらえるような時間、空間を作れたらと思っています。
大切なものはあなたの中にあります♡
みんなの中に眠っている大切なもの、コトをみつけるきっかけ作りの1つになりますように...と願いながら、このクラスをさせていただけたらとおもいます♡
☆アヒンサー(非暴力)については以前にnoteで書いているので、興味があれば、お読みいただけたら嬉しいです。