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めちゃくちゃ多い、危険な質問・解説編

こちら記事の続きになります。

読んでいただいてないとわからない内容になってますのでご注意下さい。









さて、前回は

①「今、会社勤めしてるんですけど、それでもグループホーム開業出来ますか?」

②「本当に儲かりますか?」

③「この家はグループホームに使えますか?」


というご質問が特に多いですよ!という話をしました。それぞれの回答は昨日の記事にありますので省略します。

そして

『この質問をされる方は非常に危険です。』

と、私は言いました。
普通の質問に見えますが、一体何が危険なのか?

ヒントは

「教える側の立場になってみる」

でしたね。
今日は、何故危険なのかをご説明します。




①「今、会社勤めしてるんですけど、それでもグループホーム開業出来ますか?」

②「本当に儲かりますか?」

③「この家はグループホームに使えますか?」


これらの質問が、なぜ危険なのか?
それは

『経営者思考(自分事思考)では無い質問だから』

です。



これらの質問自体は、全く変な質問ではありません。とても大切な疑問です。
しかし、(グループホームに関わらず)本当に開業(起業)を考えているんだとしたら、質問の仕方がよくありません。

もし、教える側に悪意があれば、仮に私が悪意を持って皆さんと接していたとしたら、この質問をされた方は「カモ」です。

まずは①のご質問。

「今、会社勤めしてるんですけど、それでもグループホーム開業出来ますか?」

この質問には

「開業には何か資格は要りますか?」
「その資格者が代表でなくてもいいですか?」
「スタッフに任せてもいいですか?」
「自分の時間は割きたくないのですが」

など、色んな意味合いが含まれている可能性がありますが、一体どれなんでしょう?

そう、質問が曖昧なんです。

質問が曖昧と言うことは、自分事になってないんです。

そもそも、あなたがお勤めの会社の社長さん、仕事は全部自分でやってはりますか?

やらないから、従業員がいる訳です。
会社ってそういうもんですよね。お勤めされているならわかるはずです。

もし、教える側が悪意ある人であれば

曖昧な質問をしてくる=自分事になってない

自分事になってない=手を抜いても気付けない

手を抜いても気付けない=手を抜こう


と、思われちゃうんです。
悪意ある相手、とか「カモ」とは言ってますが、別に詐欺にあうという訳ではありません。


「別に誠意ある対応しなくてもいいや」

「手を抜いてもいいや」

と、思われるって事です。
要するに、ナメられるんです。


知らないのは、全然良いんです。知らなくて当然ですから。

どんな質問したらいいのかわからない?
そりゃそうです。知らないってのはそういうもんです。的外れだろうが、沢山色んな質問をして大丈夫なんです。


でも、大事なのは

「ちゃんと理解しようとしているか?」

「自分事にしてるか?」

なんです。

「今、会社勤めしてるんですけど、それでもグループホーム開業出来ますか?」

この質問を、自分事として捉えている方がされる場合

「会社を辞めずに開業したいんですけど、その場合、従業員数、ランニングコスト、社員教育はどうなりますか?」

と、なります。


②の「本当に儲かりますか?」
③の「この家はホームに使えますか?」

この2つの質問も同じです。
私は記事に、計算方法も確かめる方法も書いてます。
行政指導の元で行われる事業ですから、基準は明確です。ネットで調べるのが不安なら、基準はどこで調べるの?と行政に確認したっていいんです。

そもそも、私が「儲かるよ!」という記事を書いたんですから、その私に「本当に儲かりますか?」と聞いてどうするんですか?

悪意ある人にとっては、まさにカモネギな質問です。


②だったら

「利用者さん全員の区分が○だった場合、何円であってますか?」

③だったら

「どう調べたらその家が使えるか知ることができますか?」

「この家がこうだった場合はどうですか?」


こう質問したら

「めっちゃ理解しようとしてるやん…」

と相手に思われます。ナメられません。
ちゃんと対応しなきゃと思われます。


「知らない事は教えてもらって時短する。でも、全てを任せない。」


この精神が大事です。



「誰が、どう教えようが、関係なく成功出来る人」

そんな方は、受講生の1割いるかいないかです。

大多数の…約8割の方は、コンサルの質に左右されます。玉石混合のコンサルの中から、しっかりと玉を選びましょう。

残りの1割は、誰が、どう教えようが関係なく動かない方です。


自分が上位1割に入っているんだという自信があれば、石のコンサルでも問題ありません。
変な話ですが、酷いコンサル会社が残っているのは、こういう方が成功しちゃうからです。

8割の中に入っているかも?と思われるのであれば、玉石混合の中、玉のコンサルを見つけないといけません。

8割の方が石を引いたら、悲惨です。
勇気ある撤退が出来ればいいですが、出来ずにいたら、ズルズルと赤字を垂れ流すでしょう。
そして、そんな石コンサルに限って、長引かせたらコンサル側が得をするような契約をしてくる事が多いです。

売上(純利益では無い)の何%を渡す…とか。
解約するのに、コンサル料とは別に解約金がかかる…とか。


私とは契約なんてしないんですから、何も損しません。なので、ガンガン質問してきて下さい。
その代わり、こちらもガンガン本音を言いまくります。
それでもし私に痛い所を突かれても、私相手なら取り返しつきます。

開業前ですし、お金もかかって無いんですから。
痛い所を突かれた人の、ちっぽけなプライドが傷付くだけです。


今はまだ、経営者思考(自分事思考)が出来なくたって良いんです。そんなの経営者になったら嫌でも出来るようになります。

でも「ちゃんと自分事として捉えないといけないんだな」という事は、知っておいて下さい。

一応言いますが、私が言いたいのは「こんな質問してこないでね!」ではありません。

多くの悪意ある人に出会ってきた、そんな人達の餌食になった方を沢山見てきた、私からの忠告です。



どうです?なんか難しそうですか?
逆に言うと、それさえ出来るだけで、毎日楽しく、不安なく過ごせます。

グループホームに限らず、起業を考えている方は気にしてみて下さいね。


二人の障害児の父
すけじろう

開業についての相談・サポート、開業後の営業、書類関係、家探し、全てお手伝いします。
特に、私と同じ障害児育児中の親御さんからのご連絡はとても嬉しいです。
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