はじめましてのご挨拶~こうして社長になりました~
はじめまして!
二人の障害児の父 すけじろう です。
長男が2歳の頃、言葉の遅れや、行動に「?」と思う所があり、発達の(主に知的な)遅れがあるのでは無いかという相談を行政にしました。
当時の行政は
「まだ小さいので・・・成長がゆっくりなだけかもしれませんから、ご心配し過ぎないように」
というような反応だったのですが、少しでも早く対応してほしくて、なんとかゴリ押しして発達教室に通える事になりました。
夫婦共に自分自身が定型発達とは思っていません。しかし、私も妻も「療育」と言うものを受けていません。
「生きづらさ」「なんか違う」を子供ながらに感じて育ちました。
子供が定型発達で無い事は『まぁ、私達の子供やしね』と覚悟もしていましたし「療育」は早めに受けさせてあげたいと思っていたので、こういう行動を取れました。
同時に『多少の発達障害はあってもいいけど、知的障害ではあってほしく無い。それだけは勘弁してくれ』と思っていました。
結果的にその『勘弁してくれ』と思う状態になった訳です。
電車等で知的・精神障害者さんを見かけた時、極力関わらないようにしたいと思っていたので、我が子が将来そう思われる対象なんだと思うと絶望しました。
子供に『ごめんね』と言いました。
言ったところで罪悪感が消える訳では無いのです。知的障害がマシになる訳でも無いです。
でも何度も言いました。思いました。
受け入れきれてはいませんが、これからどうしようと少し現実に目を向けた時、次々と疑問が浮かんできました。
幼稚園や保育園はどうなの?
小学校はどうなの?
卒業後はどうなの?
仕事はあるの?
お金の心配はないの?
どんな生活が待ってるの?
親がいなくなった後は?
今まで、障害者の方を見かける事は幾度もありましたが、その方の生活の想像が全く出来ない事に気付きました。
『障害福祉について知るには、その業界で働くのが良いんじゃないか?』
そう思った私は、色々調べました。
そして、療育・グループホーム・作業所・就労支援などがある事がわかりました。
しかし、ただの転職では確実に収入が下がります。
勉強の為とはいえ、生活の質を下げてまでする事かどうか、真剣に悩みました。
そんな時、ある情報が舞い込んできました。
それが「障害者グループホームの起業説明会」だったのです。
正に渡りに船。
こうして私は、障害福祉の業界に飛び込むと同時に、社長になりました。
このブログでは、知的・精神障害者さんのグループホームでの生活の様子、業界の実態や経営、収入について書いていきます。
障害福祉を「関係ない・近寄りたくない・関わりたくない・怖い・気持ち悪い」と感じておられる方、いらっしゃると思います。
その感想を否定するつもりはありません。
私も、自分に関係ないと思ってたから。
(まぁ、私自身自閉症傾向はあるんで、無関係では無かったんですけど(笑))
しかしその感想の大半は
「知らないから」
「臭いものに蓋」をしてきたから
こそ出てくる「健常者側の問題」によるものです。
少しでも障害福祉を「知って」いただき、何かを感じてくだされば良いなと思って書いていきます。
今日からよろしくお願いいたします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
二人の障害児の父
すけじろう
開業についての相談・サポート、開業後の営業、書類関係、家探し、全てお手伝いします。
特に、私と同じ障害児育児中の親御さんからのご連絡はとても嬉しいです。
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