2020年【残りわずか】たった1年半でカメラ5台使った総括します
いよいよ2020年も残り半月ほどになりましたね。だいたい2~3ヶ月も続いたことのない趣味も、カメラという趣味に出会ってから、1年半ほどになりました。
何気なく購入したNikon1J5という撒き餌カメラを購入し、ここまで沼に落ちるとは予想もしてなかった…
既に売却したカメラですが、今でも「使ってみたい」と不意に思うほどに、1型レンズ交換式カメラの完成形と言えます。
そこからはすぐに本格的な一眼レフを使ってみたいと思い、D7500というAPS-Cセンサーのカメラを購入。
順調にセンサーサイズの違いにも学ぶことができ、自分なりに正しい順序で買えたなと思います。
このカメラを選択して良かった。
割と勘違いしてる人が多いですが、カメラは「中級~上級機」ほど初心者にはオススメです。
D7500は中級者向けカメラの位置付けですが、ペンタプリズムのファインダーを通して見る世界は、"カメラ"を"楽しむ"を最大限に発揮します。
D5600などの初級機はペンタミラーを採用しているので、コンパクトさにおいては優位性が高い。
しかし、ファインダーとグリップ、操作性においては圧倒的にD7500が上で、初心者でも簡単に良い写真が撮れます。
初級機は軽くてコンパクトだけど、カメラは小さい=良いという訳ではなく、人間の限界と言うのか、便利な操作性には一定以上の大きさが必要であったりもします。
もし、今初級機しか持ってないなら、騙されたと思って中級機以上のカメラを買ってみてください。
センサーの大きさ以外を理由に、本体のサイズが大きい方が良い理由がわかるはずです。
量販店で試すだけでも良いから
お願いしますよぉ
とは言え、やはり毎日持ち歩くカメラとしては、やはりミラーレスの方がコンパクトで荷物を減らせる。
結局、小さいカメラも検討し始めます。
この時、正直に言えばNikon1J5を売却しなかったら良かったと後悔してたり…
それほど短期間ながら思い出深いカメラでした。
そして、次に購入したのがOLYMPUS OM-D E-M5 Mark2です。
実はカメラが趣味になる前に、OLYMPUS初級者向けのPENシリーズを購入して使ってました。
5年ほど「持ってるだけ」になってて、イベント専用カメラ的な位置付けでしたが、スマホのカメラ画質が飛躍的に向上してきてからは、ほぼスマホで済ませてました。
ぶっちゃけると、スマホで見るくらいでキレイな写真撮りたいって思ってる人は、iPhoneやXPERIAの上位機種買った方が楽だしキレイに撮れると思ってます。
"ポケットに入るカメラ"くらいの位置付けとして、十分に今のスマホカメラは進化したと思う。
OLYMPUSのPENシリーズは、私を沼に落とすほどではなく、ファインダー撮影がいかに楽しいかを知ってしまったので、比較的安い中級者向けのEM5を購入しました。
ここでOLYMPUSの手ブレ補正の素晴らしさに気付き、もはや手ブレ補正は私の重要な機能と位置付けられます。
また、EVFという新しい沼にも同時に落ちます。
EVFとか液晶覗いてるだけやん
とか思ってたけど、いや~ファインダー内で全ての情報が見えるのは実に素晴らしい。
ピント面を色付けでわかりやすくするピーキング機能も、ファインダー内で全て確認できるので、撮影に集中できるのがEVFの良いところ。
しばらくはD7500とEM5の2台運用で趣味を満喫しました。
とか言って、すぐにフルサイズ
名機ですね。
2014年発売と、約6年落ちのカメラですが、一眼レフの完成形と言っても過言ではない。
後継機D780が発売された今も、旧製品にはなっておらず、Nikonのフルサイズ一眼レフをお手軽価格で購入できるのはD750の良いところ。
フルサイズ用のレンズはデカくて高価ですが、TAMRON A09という軽くて格安なレンズがあります。
最近思うに、D750とこのレンズがあれば、"概ね満足できるセット"ではないかと思ってます。(コスパ重視で)
一度手にしてすぐに売却したレンズですが、あとで写真を見返す度に、味のあるやわらかい描写が脳裏に焼き付き、また購入してしまったほどです。
足りなかったのは自分の表現力
D750を買って、フルサイズの余裕ある描写に感動し、さらにセンサーサイズにおけるカメラの描写力の差を知ることになります。
で、またすぐ売っちゃう
持っていたD7500と併用しようと思ってましたが、圧倒的に使用頻度が落ちそうだったので、カメラの幸せを考えて即売却します。
ここまで沼に落ちると、カメラの意見も尊重してあげなければ、真のカメラ好きとは言えません。
D7500は本当に良いカメラでした
しばらくはD750とEM5を併用で使ってましたが、持ち歩きカメラも更新したいなって欲が消えず、いろいろと検討し始めてしまいます。
これが沼です
EM5…比較的満足感はあったけど、メインとしては少し物足りず、本格的運用のできる小さなカメラが欲しいと思ってました。
で、買っちゃうんだよな
EM1 MARK Ⅱも名機です。
EM5との圧倒的な格の差を知ってしまいました。
そりゃ初値の時点から、倍くらい値段違うわなって思うほど。
OLYMPUSがカメラ事業撤退した理由がわかった気がします。
廉価グレードと上級グレードの格の差が大きすぎた。
もはやここまで違うと、別のメーカーかと思うくらいに違います。
OLYMPUSの失敗は、廉価機種を世に出しすぎたってとこかなって考えています。
正直なところ、EM1とEM5だけに絞っていれば、明確な位置付けでラインナップを減らし、コストダウンできたのでは?と思う。
廉価グレードが売れ過ぎて、「OLYMPUSはこんなもんか」ってくらいに思ってしまうし、安いなりに済ませてしまうユーザーが多くなる。
そして、レンズ交換の魅力を知らないままに、キットレンズだけで終えてしまうんだろうと思いました。
私のように
さて、話は逸れましたが、EM1は本当に素晴らしいカメラで、OLYMPUSの弱点だと思ってたホワイトバランスの弱さもなく、2000万画素のコンパクトカメラとして最高峰と言えるカメラを手に入れることができた。
Nikon使いとして、Zシリーズも検討したんだけど、ずっとミラーレスでやってきたOLYMPUSには、機能面、操作性においてまだ物足りない感じがしたので、とりあえず見送りに。
ただ、いつかはZ欲しい
そんなこんなで、今は手元にD750とEM1 MARK Ⅱが残った訳だけど、カメラ本体としては落ち着いてきたと言える。
どっちも型落ちモデルだけど、最新機の機能が必ずしも必要なシーンは多くない。
ただ、型落ちモデルを買うデメリットは、いつも最新機が頭の中でチラつくと言ったところでしょう。
いつもD780欲しいとか思っちゃうんで、いっそのこと買った方がスッキリしそうな気が…
しかし、私はコスメ重視なので、リーズナブルな価格が魅力な型落ち品で今は十分。
気長に今の最新機がバリューになるまで待ちます。
中々、沼からは脱却できませんな
それでは総括。
結局のところ、ボケや階調表現力において、やはりセンサーサイズは絶対だと思いました。
要はAPS-Cやマイクロフォーサーズだと、色や光が強いシーンなどでは、写真全体的に影響が出ることもあるけど、フルサイズはそこの耐久が素晴らしい。
しかしフルサイズだと、レンズ・ボディの大きさも考慮しなくてはならなく、持ち運び・被写体への圧迫感(カメラを向けてるプレッシャー)も強い。
さらに、持ち運びでは重量やサイズでデメリットが多く、絶対的にフルサイズが良いとは限らない。
用途・シーンに合わせたセンサーサイズを選ぶことが大切だと言えるでしょう。
まだまだ沼から脱却できませんが、
少しずつ"自分に必要なものが見えた"
そんな1年半になりました。
告知
カメラ・レンズ選びや使い方で悩んでる方に、相談会的な催しでもしようかと思ってます。
開催方法はZoomかLINEのオープンチャットを用いた、個別相談、または、参加者全員での開催です。
思いつきなので、詳細は需要あれば決めます。
ちなみに筆者である私は、既に4名ほどカメラ沼に落とし、合計で100万円くらいオススメした機材を買ってもらってるので、注意が必要ですw
(オススメした機材は全て好評を得ています。)
参加してみたい、もしくは軽く聞いてみたい人がいれば、このnoteにコメント貰えると嬉しいです。
という訳で、カメラ総括はこんなもんでw