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ダルい学問

こんちは。今日は最近僕が勉強したことについて書いていきます。

哲学について

今回僕が学んだのは哲学についてです。なんでこんな事を学んだのかというと、完全になんとなくです。
#学ぶことに理由なんてあるのかい?

冗談はさておき、正直に言うと、『哲学』っていろんなところでよく聞くけどそれがどういう学問で、どういう考え方なのか知らなかったので軽ーく足でも突っ込んでみようかななんて思った訳です。
#首な

みなさん、哲学ってどんな学問か知っていますかね?このnoteを読んでくれている変わり者の方に向けてサクッと解説していきます。

答えのない学問である

早速結論から書いていきますが、『哲学とは答えのない学問である』と言う事を今回は学びました。どう言うことが詳しく書きます。

一つ質問します。

『人を殺してしまうことは悪いことであるか』

皆さんはこの問いに関してどんな答えをしますか?

僕は最初この問いを見た時に、「まぁそりゃそうだろ。人を殺すことは悪いことだ」と思いました。しかし、哲学的にこの問いには答えが無いんです。

なぜかと言うと、この問いには前提条件が無いからです。

例えば、
・死刑執行の場合は?


・重い病を背負って苦しい思いをしている患者さんに『もう終わりにしてくれ』と言われて、治療をやめた場合も人を殺すことになるがそれについては?

・相手が極悪の犯罪者で、自分が戦わないと確実にやられてしまう様な状況だったら?

・中絶の場合は?

等々、どういった時に人を殺してしまうのが悪いことなのかと言う前提の条件が無いからです。哲学について考える場合は、理論(人を殺すことは悪いこと)と具体的な内容(どんな状況なのか)この両方に気を付けなければいけません。

したがって、自分の思考を様々な視点で吟味して考えていかなければいけないのです。

ダルいですよね。

もういっちょ

哲学のダルさが少しだけ伝わったと思いますが、もう一つだけ質問しますね。

『もし誰もいない森で木が倒れた時、倒れた音はしたのか』

「いや、木が倒れたんだから倒れた音はするだろ(笑)」と僕は思いましたが、やはり哲学的にはこれも答えはありません。

なぜなら、『音』と言うものは、空気を振動して人間の耳に届いて初めて『音』として認識されます。

その音が振動する範囲に人間がいなかったのなら、倒れた音がしたのか知る方法が無いから判断出来ない。ということになります。

めちゃダルいですよね。

何を学んだのか

変な質問を2つ紹介しましたが、僕が今回哲学を知って学んだことは、様々な視点で考え、自分なりの答えを見つけていくこと大切と言うことです。

何度も言いますが、哲学は答えの無い学問なんです。ならばその答えを自分で探すしか無いんです。自分なりに考え、吟味して答えを探していく過程に意味があります。

なので、人それぞれ答えは違います。人の数だけ答えがあるので、いろんな人の話を聞いて、経験して、それらを踏まえて自分の答えを精査していくのが哲学だと言う事を僕は学びました。

今までの僕の考えは浅すぎたと言う事を今回学んだ事で気付かされました。まだまだ哲学を語れるほどではありませんが、ちょっと面白かったのでこれからも哲学については学んでいきたいと思います。

最後に僕的に、かなり響いたソクラテスの言葉を書いておきます。

『吟味なき人生は生きるに値しない』

この言葉を忘れない様にして過ごしていきたいと思います。

今日はこの辺で。そんじゃまた次回!!




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