いらないものは、いらない。

昨日は、自分のふとした行動で一気にブラックホールに引きずり込まれてしまって、やばかった。引きずり込まれるというよりも、自らそちらにすーーーっと行ってしまう感じで、そこに愕然とした。

そっちじゃないとわかっているのに身体が自動で動いてしまう感じだった。ものすごく怖かった。自分が憎らしくなった。なんでわざわざ自分を傷つけにいくんだよ。そう思うとますます悲しくなった。涙がとまらなくなってしまった。自分の不安定さにがっかりする。

自分をこんなにも不安定にしているものは一体なんだろう。

ハッとした。まだまだ捨てていないものがある。
どんどん捨てないと新しいものは入ってこないのだった。

私は美しいものをみたいのだった。美しい体験を身体に浸らせたい。

思えば、今まで自分に言い訳をしてきた。
もういらないかな。「でも」こういういいところもあるしなー。なにかの役に立つかもしれないから、もうちょっと取っておこう。
そうやって残しておいたものたちで、どんどん自分を窮屈にしていた。行動を遮ってきた。

「でも」はいらない。
いらないものは、いらない。

本当は惜しくない。惜しいと思いこんでいるだけだ。
複雑にしない。シンプルにみれば「ほしくない」。

昨日は本当に苦しかった。苦しい方を選んでしまう。自分から苦しもうとしてしまう。
だから今日は、苦しまない方を選ぶ。おだやかで楽しい方を選ぶ。

昨日までは愕然としてミニ絶望だったけど、今日はだいじょうぶだ。あれだけ苦しみや悲しみを感じたということは、身体が「そっちへ行くな」と言ってくれていることでもある。その通りにする。引き返す。

身体が教えてくれている。身体は自然の一部だから、素直に聞く。考えない。

身体が感じていることに「でもさあ、考えてもみてよ」と説教しない。「そうだね。こっちじゃないほうに行こう」と付き合う。

よし。今日もいい1日になる。

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