マシュマロの質問にお答えしました。その3

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>川久保の歴史的な意義って服そのものよりも服に込められてるコンセプトやアイデアの方がファッショナブルだっていうハッタリを広めて評価軸を変えたところですか?

noteに仕立てるには足りないので質問の意図を引き上げると、最初の三宅一生だけがハイカルチャーな本物であり、その後続である川久保玲(コムデギャルソン)や山本耀司はキッチュなサブカルチャーですね、三宅一生を表面的に模倣した。なのにハイカルチャーだと世間には誤解されてる、実際にはサブカルチャーな。三宅一生の成果にフリーライドする、盗っ人で破廉恥なデザイナーら。
まあ更に川久保玲や山本耀司以下なデザイナーたちが後続でどんどん出てきて、そのキッチュなサブカルチャーでさえ更にシミュラークル化してる、そんなハイコンテクストな状況がいまですが。

なので評価軸を変えたのは川久保玲ではなく、その前の三宅一生ですね。
では川久保玲は一体何を変えたのか?となりますね。
それについて以下で語ります。

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