見出し画像

伊勢へ七度、熊野へ一度 熊野速玉大社編


あらすじ

「伊勢へ七度熊野へ三度」という言葉の通り、伊勢には何度も行っている自分が熊野へは一度も行ったことがないということで、熊野三山を巡る旅をしてきました。

前日夜に名古屋へ移動し、翌朝一に熊野へ移動して熊野本宮大社を参拝した前回からの続きになります。

今回は2つ目の目的地、熊野速玉大社編をお届けします。

一路、速玉大社へ

速玉大社は新宮市内の端にあり、本宮大社と新宮を結ぶバスも途中速玉大社を通ります。
そのため本宮大社の観光を終えた後は、再び新宮行きバスに乗り新宮駅方面へ向かいます。

新宮駅(右下)と速玉大社(左上)は直線で1kmちょっとくらいの場所にある

乗車するバスは行きと同じ一般的な路線バスとそれに少し豪華なカーテンが搭載された熊野御坊南海バス
乗車時間もほぼ同じで約1時間ほどです。

同じ区間を走る奈良交通の八木新宮線は長時間乗るからかこれより椅子がいいらしい

これも行きと同じく細く曲がりくねった道を常軌を逸した速さで駆け下りながら約1時間、熊野速玉大社最寄りのバス停である「速玉大社前」バス停と到着です。

この時の時刻は15時前
まだまだ暑さが厳しく、少し涼しめだった山の中から降りてきたこともあり、市街地の暑さにやられながら約400mほど歩くとこの旅2つ目の目的地である「熊野速玉大社」に到着です。

速玉大社へ参拝

境内に入ってしばらくすると左側に樹齢約1000年を誇る御神木「梛」(なぎ)が見えてきます。
元々熊野は沖縄と縁が深く沖縄には多くの分社が祀られ、この御神木と同じ梛の木の苗が沖縄で植樹されています。
そういったことから速玉大社ではこの梛の木を「世界平和の木」にする運動を行っているそうで、そういった取り組みについてなどが脇の看板に書かれています。

更に奥へ向かうと本殿が見えてきます。
本殿を始め、中心部には本宮大社同様いくつかの「宮」や「殿」があり、それらをくまなく参拝したり見て回るのも楽しみの一つかもしれません。

次の目的地「紀伊勝浦」へ

本殿を見て回り参拝を終えたところで速玉大社観光は終了。
市街地ということで本宮大社を観光した時の涼しさはなく、暑さにやられ始めたところで3つ目の目的地である熊野那智大社、そして今回の旅の宿泊地である紀伊勝浦へ向かいます。

ただそのままバスで駅へ戻るのももったいない話で、暑いですが写真を撮りながら新宮駅へと戻っていきます。

本宮大社や速玉大社の敷地内は観光客も多く賑わっていましたが、東西に伸びるアーケードの商店を始め新宮の町中は人も少なく、どこか「昔の観光地感」と寂しさを感じました。
そういった町中を滝のような汗を書きながら写真を撮り歩いて駅に到着です。

新宮から紀伊勝浦へは普通列車で約25分ほどですが、紀勢線の末端区間ということで本数が少なく、今回は少し贅沢ですが新宮まで乗った特急南紀の自由席に乗車して移動します。

車両などは名古屋から新宮へ移動した時のものと何も変わりませんが、快適移動で列車の終点かつ目的地の紀伊勝浦へ到着です。

次回は那智大社編

今回はここまでです。
次回は第三の目的地である那智大社とその前後で観光した紀伊勝浦・那智勝浦町の旅行記を書いてきます。

いいなと思ったら応援しよう!