オトウノオットハオットット
『変態なわたし』 バトンリレー
先日、NHK番組で織田裕二がMCをしていた
『ヒューマン+サイエンス』を見た。
番組の始まりは、Y染色体がいずれ無くなるというものだった。
この話は、前々からちょびっと知っていた。
いずれ男性がこの世から居なくなると言う話だ。
ブロンドの髪を持つ人も、いずれ無くなるらしいと言うのもこの類いの話だろう。
ブロンド美人が好きな貴方!
悲しいねぇ〜。
そう、うちの夫。
しかし名前は忘れたが、その専門家が面白い事を話し出した。
『いずれ性別は、生物学的に言えばなくなるだろう』
『男・女の区別は、人が都合よく決めたものだ。』
大雑把に言うとこんな事だ。
生まれた時の性器で分けられているらしい。
おきいの・ちいさいの、ひろいの・せまいの色々あるって事は、経験豊かな貴方なら知っているはずだろうが、変わった形もあるらしい。
番組では、図解してくれていた。
確かに不思議な形もあった。
物質的だけでなくハートも然り。
知らない事だらけ。
世の中は、基準から外れると『病』『症』『障害』なんて語をつけたがる。
おかしいよ!
『みんなちがって みんないい』
金子みすずさんだって言ってたのに〜ぃ。
だって私も、人や植物や動物は全て生き物という感覚しか持てない変態だ。男も女もみな人間。
私は、性別で言うなら今のところ女性で感度もいい。
昔も今もこれからも。
だが、私は貴方とも貴女とも温泉に一緒に入ることが出来る生き物です。
私に危害を加えないのであれば、ワニも虎も。
ミミズだってオケラだってアメンボだって。
勘違いしないで欲しい。
汚い水の温泉が好きな訳ではなく。
温泉に入っていて虫や動物や男性が入って来ても気にならないと言う意味だ。
『いいお湯ですねぇ』
なんて会話をサラリとしてしまうだろう。
つまり、私がムラムラしたりモジモジしたりするのは、愛しいと思うその人の前だけだからなのだ。
たくさん愛しい人がいる方もいるだろう。
そう言えば会社勤めをしていた頃、こんな事があった。
湯沸室で女の同僚と、サボりながら新しい下着の見せ合いっこをしていた。
そんな部屋に男の所長が突然入って来たのだ。
所長は、初め固まり次に赤面しながら
『あっ、すまんすまん…。』
そして私はついつい本音が出てしまった。
『あっ、大丈夫ですよ。』
『旦那以外は、皆んな人間ですから〜ぁ』
すると所長は
『お前はいいだろうが、俺は困る』
意味は二通り考えられるが、そこは置いておこう。
隣にいた同僚もドン引きし
『あんた、変態やねぇ〜』
『変、変、絶対おかしぃ〜って』と。
おかしいと言われても、そうなのだから仕方がない。
思い出せないだろうが、考えてみて欲しい、一歳か二歳の頃裸でチャプチャプ水遊びをしていたら
『ん?何か自分に無いものが付いているなぁ。』
『あれ?あの子には付いていないなぁ』
程度に、皆んな思ったはずだ。
記憶はなくともきっと。
男女の違いなど考えるはずもなく、ムラムラもモジモジもなく。
私はまさに、そんな気持ちのまま大人になっている。
愛し人との営みは、素晴らしいものだ。
性別関係無く。
私の愛しい人は、今隣でイビキをかいている人だっただけなのだ。
成長期、異性というより異世界に向かってホルモンが刺激され求めるものを求める。
そう求めるものを求めれば良いのではないだろうか。
想像して欲しい。
大きな温泉に老若男女・様々な動物・植物が一緒に入っている風景を。
なんて楽しそうではないだろうか。
まさにシャングリラだ!!
と考えるのは私だけかも知れないが、恐らく死ぬまでこの考え方のまま変態でこの世を去るだろう。
番組を見て『セクシャルマイノリティ』なんて言葉が失くなる日は、近いのやも知れない。
そして、変態なんて区別も。
誰でも嗜好やplayは、人に迷惑さえ掛けなければ決まりの檻に押し込まれる事はないと私は思う。
昔、言葉遊びで夫が言った。
『オトウノオットハオットット』
私は、そんなのおかしいと応えたが…
いやいや既に
オトウノオットハオットット
おとう(父)の夫は、おっとっと…と、楽しく生活している生き物達が暮らすこの世界が私は、好きでたまらない。
完
あとがき
きゃらをさん→おひたち2→素乾品
『変態なわたし』バトンリレー。
どなたか受け取っていただけませんか?新参者の品なので…ご指名するのもおこがましく。^_^
冒険してみましょう!
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