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『アフリカで学んだ叡智をもとに絵を描いてます』


1年前くらいから絵を描いています。
絵と言っても
人物や動物、風景など
実際に目に見えるものを描くのではなく
『なんとなくこう感じる』
ということを絵にした
抽象画というものです。

感性を信じることから人生という旅は始まる

しかし、僕は昔から絵が得意で好きだったかというと全くそうではありませんでした。

これは僕が中学校の美術で
描いた人物画です。

中学時代に描いた人物画

周りの友達から
「幼稚園児の絵みたい」
と言われる有様でした(笑)

このように僕は昔から、見ているものや思い描いているものを忠実に再現するということが苦手でした。

それが嫌で中学生の頃の僕は絵を描くことが嫌いでした。


しかし、僕はその後の人生の中で
アフリカを旅する機会がありました。

アフリカで過ごしていると
予定通りということはほとんどありませんでした。
時には乗っていた列車が脱線して
ライオンが出るかもしれないサバンナのど真ん中で救援部隊が来るまで24時間過ごすこともありました。

しかし、そんなときでも焚き火をして楽しんで過ごすアフリカの人々と過ごす中で
"トラブルをKaribu(歓迎)する"
という考え方を学びました。


人生においてトラブルはつきものです。
思い描いていた通りの人生になる人はまずいないでしょう。

だからこそ人生で遭遇するそのトラブルたちとどうともに生きていくかが大切になります。

そしてそれは、絵を描くことにおいても同じだったのです。
冒頭に述べたように、僕は見たものや思い描いたものを忠実に描くことが苦手です。
だから意図していた絵とは全く異なるものになってしまうことが多く

「やらかした!
こっちの方がよかったのに。」

と思うことが多々あります。

しかし、その都度にどうしたらこの絵が輝くかを考えてみると失敗すらもワクワクに変わるのです。


せっかく失敗したのだからうまくいっていた作品では試す勇気がでなかったあの技法を試してみよう、などと思い切ったチャレンジができるようになるのです。

こうして僕の描く絵はいつも自分でも全く予想ができなかったものになっていきます。

途中思いがけないことが起こり、
意図していた絵とは全く異なるものになってしまうかもしれない。
それでもその絵を自分なりにしっくりくるものに仕上げようと描き続ける。

僕にとって生きることとは
このように絵を描き続けるようなことです。


人生の中で
『やっぱりあっちの選択の方が良かった』
と思うことがあるかもしれません。
後悔する気持ちは持ってもいいけれど
人生は一度きり。
結局はその自分の人生を輝かせていくしかないのです。

命というキャンバスに
何を描いていくか。
途中で出会うトラブルとともに
どう生きていくか。

自分の生き方を
絵の描き方として表現する。

具体的には僕が絵を描くときには
次のことを意識して描いています。

・やり直しなし
失敗してもそれを失敗作として捨てることはせずに自分が納得のいく形になるまで描き続ける
・下書きなし
予め描いたものをなぞって描くのではなく
偶然生まれるものをKaribu(歓迎する)心を持って描く

これが僕の描く抽象画です。

トラブルをkaribuしながら最初思い描いた絵とは全く異なる絵が出来上がってくる。
これはまさに寄り道のようだな、と思ったので

"寄り道アート"

と命名しました!!
これからは寄り道アーティストとして活動予定です!

今後はアートブックの制作や
グループ展の開催などを行っていく予定です。
また、ゆくゆくは絵をともに描くことを通して"生き方"を実践する教育関連のプログラムやワークショップも行っていけたら面白いなと企んでいるこの頃です😎

そのワークショップやってほしい
なにかコラボしたい
うちで展示会して欲しい
などあればメッセージください!

ひとまず展示会第一弾は
2025年3月7、8日(金土)で函館にて
アフリカの写真とエッセイの展示とともに僕の絵も展示していく予定です。(詳しくは後日僕のインスタにて!)

道南にお住まいの皆さんは3月お会いできたら嬉しいな☺️

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