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2月25日(金)

7時目覚める。
とりあえず、世界はまだあった。

昨夜半、ネットでロシアのウクライナ侵攻の原因を探ってみた。
どうやら、いま流行りの表現でいえば脊髄反射のようなものらしい。NATOの勢力拡大を快く思わないロシアというかプーチンが、西側の陣営に組み込まれたウクライナを武装解除するために侵攻した。というのが動機だというのだが、どうも釈然としない。なにか裏にもうひとつ理由が隠されているような気がしてならない。

核保有国であるロシアが他国に侵略したのを、アメリカをはじめ他の核保有国は手を拱いて見守るしかない。「派兵すれば世界大戦になる」からだが、保有国が念仏のように唱えていた『核の抑止力』とやらはどちらに消え失せてしまったのだ。「核があれば戦争を抑止できる」のではなかったのか。それが「核の使用も辞さない」と息巻いている専制者を前にして、手も足も出ない体たらくではないか。
核保有国は、そして「核の抑止力」を信奉なさっている向きにはこの現実を、よくよく記憶に留めておいて欲しいものだ。
そして、この不幸な戦闘状態が終息したあかつきには、なにをおいても核兵器の廃絶に本気で取り組むべきだろう。


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