8月21日(日)
早朝、農園で作業。ほぼ雑草の除去に費やす。
ずっと気になっていたまま観そびれていた『コスタリカの奇跡』をハチドリ舎にて鑑賞。
海の向こうの〝奇跡〟とはいえ、この世界に自ら進んで軍隊を放棄した国があることに淡い希望と、目頭があつくなるほどの感動を覚えた。
会場は二人きりの貸切状態。90分が至福の時間となった。
待ち合わせまでの時間、太田川の護岸を書斎に執筆作業。土手道の向こうの芝生広場からバーベキューの匂いが伝ってくるのが、なんとも夏で。
そのうち車の横腹に突然屈み込んだ青年がいて、いたずらでもされたらかなわんと窓から覗き込んだら、どうやら泥酔の態で、いつかの自分の姿と重なって、つい愛おしさ覚える。
そのうち、心配した若い女性がやって来て声をかけた。「気分悪いんなら、吐いちゃいなよ」と。
おいおい、ぼくの書斎に反吐を吐かないでね、と窓越しに冗談かましたら「お父さん、車で何してんの?」その口ぶりが可愛らしく、こちらにもついつい愛おしさ覚えたりしている自分がいたりして、なんやかんやと芳ばしい一日だった。
帰宅して、ふたたび「チェ 28歳の革命」視聴にチャレンジしたが、またしても轟沈。