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横浜横須賀文化圏と湘南文化圏

こないだも書いたけど、いまの家に住む前は2年間横浜、そのさらに前は8年間横須賀に住んでいた。そして、いまの家はいわゆる湘南と言われるエリアだ。

県外の人からしたら、どこも神奈川っぽいと言うか、海があるアメリカンな感じという印象だと思うけど、実はこの二つのエリアは似てるようで微妙に違う。

こないだと同じ地図。論争になるから湘南エリアを示したりはしない(笑)

そもそも接している海が東京湾か相模湾かっていう違いもあるんだけど、それ以上に、各々の地域のアメリカ的な文化とのファースト・インプレッションの違いがその要因なんじゃないかなって思ってる。


米軍キャンプ、MOONEYES、スカジャン 

横浜と横須賀は共に米軍の影響が強い地域だ。ちなみにここで言う「横浜」ってのは根岸とか本牧とかあの辺りのエリアのことね。横須賀には今も海軍の基地があって当たり前のように軍人が街歩いてるし、根岸や本牧にも昔は米軍関係者のための居住地があったから、ミリタリー的な文化が身近になったんだと思う。

横須賀住んでたころにいった米軍基地の開放イベントの写真

代表的なのはやっぱり革ジャンやスカジャンかな。自分でも着るようになって他の人の服装もみるようになったけど、スカジャン着用率は他地域に比べて高いね。僕より上なんかの世代でも当然のように着てる。60代のオジさんオバさんがスカジャン着てるのなんて他所で見たことないから、やっぱりこのエリアの特徴なんだろう。

その他、このエリアで象徴的なのはクレイジーケンバンドの剣さんと本牧にあるショップのMOONEYES。

MOONEYESはアメ車関連のカー用品グッズ販売がメインのショップだけど、ショップ内でオリジナルのアパレルやダイナーも展開してて、神奈川の海沿いエリアではやたらと人気が高い。スカジャン同様、その辺にいる普通のオジさんオバさんでもMOONEYESのシャツとかよく着てるもんね。

サーフィンを中心とした湘南文化

一方、湘南エリアといえば圧倒的にサーフィンだ。所説あるみたいだけど、いちおう日本のサーフィンの発祥地の一つってことになってるし、毎日サーフィンができる生活に憧れて移住してくるって人もたくさんいるからね。

なので同じアメリカでもミリタリーな感じではなく、西海岸だったりハワイの影響が色濃い。茅ヶ崎市はホノルルと姉妹都市になってるし、日本全国のなかでも沖縄と同じくらいアロハシャツが似合う地域だと思う。

ビーチクルーザーでボードをキャリーした半裸のサーファーたちが老若男女問わず街中にいるし、屋外シャワー付きの家も住宅街の至るところに点在する。引っ越してくるまで知らなかったけど、街ぐるみでこんな雰囲気の街って、ちょっと他にないんじゃないかな。

このエリアを象徴するのは、やっぱりサザンオールスターズの桑田さん。茅ヶ崎の周りなんて、何かにつけてサザン推しが凄いからね(笑)


というわけで今日は同じ神奈川でも異なる二つのエリアの違いについて。ちなみに地図を見ると分かるんだけど、湘南エリアから横須賀エリアに行くのはルート的に何気に面倒(横浜駅行くほうが楽)で、最近はあんまり行けてない。。。

この夏は久しぶりに基地の開放イベントでも行ってみようかな。みんなピザ買うけど、実はハーシーズとピザハットがコラボしたブラウニーが美味しいんだよね。

日本では売ってないHERSHEY'S×Pizza Hut。多分これが一番おいしい。



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