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京急の街、横須賀について

今の家に引っ越す前は2年くらい横浜に住んでいたけど、その前は丸8年間、横須賀に住んでいた。実家以外ではこれまでもっとも長く住んだ街なので、思い入れはあるんだけど、最近は行くこともほとんどない。

昨日の朝ランニングしていたら、ふと昔住んでいた街のことを思い出したので、今日はそんな横須賀について書いてみよう。


そもそも横須賀の位置を知ってますか?

横須賀に住んでたころ、いろんな人からよく「遠くにお住まいですね」と言われていた。

当時の勤め先は品川だったから、電車に乗ってる時間は1時間くらい。都内から通ってる人でも、そのくらいの通勤時間の人はいくらでもいるから実はそこまで極端に遠くはないんだけど、都内や埼玉に住んでる人からは「遠い」と思われる。

いや、品川までの通勤時間という意味では、大宮や千葉とそこまで変わらないんだけどね。。。

これ、理由は分かってて、神奈川以外に在住の人は神奈川の地図と各主要都市の正しい位置関係を理解していないからだ。

神奈川の主要都市と電車路線図(内陸側のぞく)

戦犯は横須賀線で、東京方面から来る人は横須賀が大船や鎌倉より、もっとずっと奥の方にあると誤解してるんだよね。実際には横須賀線(というか東海道線)は横浜を過ぎた後で内陸側に少し蛇行していて、大船、鎌倉、逗子をぐるっと回ってから横須賀入りしているだけなので、そうした位置関係じゃない。

実際の品川あたりからの距離で言うと、たぶん藤沢、鎌倉と同じくらい。おまけに京急だと回り道をせずわりと直線で下ってくるし、平日朝以外は爆速で飛ばすから、意外と距離相応の遠さってのは感じないんだよね。

だから「遠くにお住まいですね」って言われたときも「単純な距離は確かに遠めかもですが、実際には京急が早いんで意外と遠さは感じないですよ」って答えてた。

横須賀は京急の街

これも県外の人はあまり知らないと思うけど、横須賀にはJRと京急の2つの鉄道路線が走ってて、JRは横須賀駅、京急は汐入駅と横須賀中央駅がそれぞれメインターミナル。ただ、JR横須賀駅の周りには海上自衛隊の基地しかないから、横須賀のメイン市街地は京急の横須賀中央駅の方にあるんだよね。

僕が住んでいたのも横須賀中央駅から徒歩5~6分のところ。

そんなこともあり、横須賀は完全に京急の街だったりする。市内全体のターミナルが横須賀中央駅で、そこから放射上に伸びているバス路線は京急バスだ。タクシーも京急タクシーが多い。

市民の感覚からすると、JRは完全におまけって感じ。さっき書いたとおり蛇行している上に電車の速度も遅いので、都内や横浜に出るのにJRを使う人はまずいない。京急が止まってるとき以外は、横須賀中央駅(京急の快特が止まる)から電車に乗るのが基本で、JR横須賀駅付近に住んでる人は汐入駅か逸見駅を使う。平日朝は品川駅周辺で若干つまるけど、それでも横須賀線で来るよりも早いからね。

だから市民は自然と京急に親しみを持つようになる。僕も京急が大好きなんだけど、引っ越して東海道線沿線になってしまったので、乗ることがなくなってしまって寂しい。


というわけで今日は、僕が昔住んでいた横須賀という街の位置についての記事。8年も住んでいた分、それなりに思い入れもあるので、これからは時々横須賀のことについても書いていきたいと思う。そのとき位置関係の分かる記事があると便利だなって思って、ちょっと地図を含め書き起こしてみた。

県外の人には馴染みがないかもしれないけど、この地図があれば僕の神奈川での行動範囲はだいたい説明がつくので、今後も活用していこうと考えている。


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