僕の細道(本編)11 カスタムバイク
「西行 戻しの松」なる名所は
松島の海が展望出来る高台がある。
芭蕉は当然、大先輩の西行をリスペクトしておりその足跡をなぞっている。
西行も松島を訪ねているのでここも来たらしい
「戻しの松」の言い伝えはイマイチ理解出来ないので割愛。
松島の海が一望できるその見晴らしのよい場所で若いお兄ちゃんが一生懸命、海をバックに写真を撮っている。
あんまり一生懸命だから
「撮ってやろうか?」って声かけたら
「あっ、すみません、いいす。バイクだけ撮ってるんで」
見ると完全カスタム(自家製)バイクでピカピカ
乗り屋じゃなくて、作り屋だ
なんでも、CSのディスカバリーチャンネルで
日本のカスタムバイクの写真募集コーナーがあって写真を4枚送るらしい
でもってカンカン照りのこの場所を選んだ
リアのタイヤカバーはブリキを叩いて作った自慢の一品だとか、、、
なんでもいいから若者が一生懸命なのはイイね。
眩しい!
年寄りのおっさんはあくまで無責任に応援したくなる。
「選ばれたら、一応世界発信ですから」と屈託がない
イイね~!
あらゆるチャンスを自力で潰し続けて来たオイラが言うのもなんだが
チャンスは逃すな、エントリーし続けろ!
宝くじは買わなきゃ絶対当たらない。
幸運を祈る
たしか、名前はカマタ君
『年を経て 若さ眩しき 夏の光』無精
車に戻り、Led Zeppelin を大音量で聴いた。
注:照明器具ではありません。
⚠️この日記は10年前に書いたモノです。