賢妻良母?三人寄れば・・・
2015/02/15の記事(FC2「ほんわかすーた まブログ」から)
皆さん一週間ぶりです!
台湾の学校では、1月下旬から旧正月の一週間を挟んで、2月下旬まで約1ヵ月間の冬期休暇があります。 しかし私の通っている私立の中学校は冬休みの間に2週間ほどの冬期講習が設けられるので、実質的な休暇日数は、2週間ほどだけになってしまいます。
つらい冬期講習がようやく先週終わり、今週はやっと友達と会う時間が出来ました。
今日クラスメートを一人家に招待し、学校の課題ポスターを一日がかりで作成しました。
その課題が「いじめをやめよう」でしたので、それに適した言葉を考えてポスターの標語にすることに。 二人で相談し、最終的には… 己所不欲,勿施於人。 にすることに決定。
意味を説明しますと、 自分にやられて嫌な事は他人にやらない、です。
日本語では、己の欲せざる所は人に施すこと勿れ。
台湾ではこのように日常会話の中で古典からの引用を多用します。 これは日本語でも中国語でも意味が同じ例です。
ところで、日本語と中国語で意味が微妙に違う故事成語もいくつかあります。
例えば、 三人寄れば文殊の知恵。
これは皆さんご存知の通り、三人集まって議論すればすばらしい考えが生まれる、という意味ですよね。
しかし、これと全く同じ故事成語は中国語では見つかりません。
一番近い意味の成語は・・・ 三人行,必有我師焉と言い、簡単に説明すれば他人と一緒にいる時は相手の長所を見つけて自分のお手本にしましょうという意味です。
微妙に違いますよね!
例2: 良妻賢母
良き妻でかつ良き母である事を示しますよね。
しかし中国語では、 賢妻良母と言います。 あれ、妻の方が賢いことになってる(゜゜)
たぶん日本では「賢い妻」という表現があまり受け入れられないのかもしれませんね。
一方、台湾では全然気にしないというか…
今日のブログの内容を皆さんの日常生活の中で話のネタにしてもらえたら嬉しいです!
ではでは今日はここまでで失礼いたします(@^^)/~~~
また今度〜〜!
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