奇跡の治癒 ガンをも消滅させる力
人間の悩みの中で、もっとも深い苦悩を与えるものは何だと思いますか?
西洋占星術師としての長年の経験から言うとそれは「健康問題」であると断言できます。これは自分自身の健康問題だけではなく、家族や恋人の怪我や病気も含みますよ。
「余命1ヶ月の花嫁」や「世界の中心で愛を叫ぶ」のような「恋人が病気で死んでしまう映画」が大ヒットするのは、それが私たちにとっての「普遍的な苦悩」をテーマにしているものだからなんですね。
日本人の自殺原因においても「健康問題」は圧倒的トップで、2位の「経済問題」の3倍以上の人数となっています。
「健康上の不安がある」という状態が、どれほど私たちの心に大きな絶望を与えてしまうかが分かるデータだと言えるでしょう。
末期がんを患っている患者が目先のお金儲けに興味を示すことはないでしょうし、全身を皮膚病に侵されている女性がファッションを気にする余裕はないはずです。私たちは「日々の健康」が確保された状態になって初めて「それ以外の幸福」を手に入れようとする心の余裕を持つことができるのですね。
プロレスラーで参議院議員でもあった故アントニオ猪木は「元気があれば何でもできる!」と何度も公共の場で訴えていましたが、裏を返せばそれは「元気がなければ何もできない」ということでもあるんです。猪木は晩年、全身性アミロイドーシスという難病にかかり、自由に歩き回ることができなくなりましたが、彼はその生きざま全体を通して「健康こそが人生で一番大事なモノなんだ」ということを私たちにハッキリと教えてくれました。とても立派な人だったと思います。
人間にとって健康こそが人生最大の宝であり、それは全財産と引き換えにしてでも確保しておきたい「普遍的な価値」なのです。
四国八十八カ所巡礼(お遍路さん)で回るお寺の中で、一番多くまつられているご本尊は「薬師如来」です。左手に薬壺を持つ仏様ですね。
つまり、1000年以上前の日本人にとって「健康的に生きること」こそが一番の望みだったということでしょうし、それは1000年後の未来の日本人であっても変わらない真理なのです。
確かに現代医学の発展によって根治された病気は数々あります。かつては「不治の病」とされていた結核も今は治る病気ですし、癌でさえも、10年後生存率は80パーセントを超えるという医学データがあります。
ステージ1の乳がんであれば、97パーセント以上の確率で完治しますので、もはや「死の病」とさえ呼べません。あなたの周りにだって、乳がん手術を経験して、今でも元気に過ごしている女性はいくらでもいますよね?
しかし、そうであっても未だに「治らない病気」というのは数々あることも事実です。「皮膚がん」や「すい臓がん」は「予後が悪い厄介な病気」で知られていますし、糖尿病も一度罹患してしまうと「完治するのが難しい病気」に該当するでしょう。
つまり、これほど医学が発達した現代においても「不治の病」は厳然として存在し、私たちを自殺に追い込むほどの苦悩を与える原因になるのです。
でも・・・もし私が「厳密な意味において、この世に不治の病など存在しない」と言ったらあなたは信じるでしょうか?
「これは不治の病だ」と認識する心が回復を遅らせているだけで、実際は、人間の身体にはあらゆる病気を完璧に自然治癒させる自己修復能力が先天的に備わっているのです。
誤解しないでいただきたいのは、私の話を聞けば「不老不死になれる」ということではないんですよ。「老衰死」は自然のシステムとして最初から準備されています。人間は「死」によって記憶や肉体をリセットさせ、輪廻転生することが運命づけられていますので、ある程度の年齢になったら「自然の摂理として死を迎える」ことは絶対に避けられません。
でも、その人生の旅路を「病気」という重荷を抱えながら生きる必要はないんです。
完全な健康を保ちながら快適に「定められた寿命」を迎えることこそが、もっとも素晴らしい生き方・死に方ではないでしょうか?
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