不倫に関する占星術的考察
この記事は途中から有料となりますが、その価値は充分にあると思って公開しておりますのでよろしくお願いいたします。
最初に、私のことを知らない方のために簡単な自己紹介させていただきますが、私は「スイレン」という名で活動しているプロの西洋占星術師です。占星術を学び始めて今年で28年の大ベテランですが、実際にお金をいただける「現場での鑑定活動」を始めたのは今から7年ほど前の話です。
しかし、この7年間で二千人以上のお客様とお話をする機会をいただきましたので、名実ともに「プロ」と名乗って良い技術レベルには達しているとは思いますし、その評価の高さにおいても胸を張れるぐらいにはなっています。
占星術以外にも宗教(主に仏教)、哲学、量子力学などを長く学んでいますので、いわゆる「スピリチュアル系」の人達とは少々立ち位置が違っているかもしれません。私が求めているのは、一時しのぎの精神論ではなく、この宇宙全体を貫く「根源的な法則」を知り、その学びを世間に発信して行くことですから「修行僧」とか「修道士」に近い立場だと思っています。
もちろん、私は特定の宗教団体に所属してはいませんし、過去に所属していたこともないので、私から妙な勧誘を受けたり壺を売られたりすることはありませんからご安心ください(笑)。
さて、占星術師としての活動の中で、私が最も依頼を受けることが多いテーマは「不倫問題」です。
正確な数は分かりませんが、たぶん不倫相談だけで700~800件ぐらいはやってるんじゃないかと思います。体感的には相談件数全体の「3分の一ぐらい」ですかね。
これだけ他人の不倫話を聞かされる機会が多い職業なんて占い師、ゴシップ記者、探偵、弁護士、家庭裁判所の調停員ぐらいじゃないでしょうか?
そういう意味では「不倫についての意見を語る権利が私にはある」という気がしていますし、むしろそれは「義務」と言っていいかもしれません。私ほど「不倫で苦しんでいる人達の気持ち」が分かっている人間はいないからです。
私は別に「不倫肯定派」でも「否定派」ではありません。不倫の恋に身を焦がしている人達の個人的事情も様々ですから、何でもかんでも頭ごなしに「それは悪いことだっ!」と説教することはありませんし、だからと言って「頑張ってどんどんやりなさい」と推奨する気もありません。どのようなアドバイスが適切かはケースバイケースなんですね。
そもそもその方々は「愛情と倫理観のはざま」でもがき苦しんでいるからこそ私に相談しているわけで、一方的に説教されたくて依頼しているわけではありません。だから、いかにしてその人たちの苦しみを取り除いてあげられるかが占星術師としての「腕の見せ所」でもあります。個人的な感情や意見は述べず、淡々と「今後どうするべきか?」「何が本人にとっての幸せなのか?」を語って聞かせるのが私の仕事なんですね。
今回、私の狭い経験だけで語るのは申し訳ないのですが、一応「800件の不倫相談実績を持っている人の話」ということで耳を傾けていただければ幸いです。
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