冥王星がもたらす人間の生と死
こんにちは、スイレンです。
有料記事の配信はこれで二本目ですが、今回も皆様の人生のお役に立つような「中身の濃い話」をして行きますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
前回の記事では、女性が意図せず突然「不倫の恋」に身をゆだねてしまうのは、「恋愛の金星」がトランジットの天王星・海王星・冥王星のいずれかと角度を組んでいるタイミングで、彼女たちの心が「制御不能状態」に陥ってしまうからだ・・・という話をしましたね。
金星がトランジット天王星と組めば「衝動的な恋」に、トランジット海王星と組めば「幻想的な恋」に、トランジット冥王星と組めば「一生に一度の命がけの恋」に発展してしまうのです。
しかもこの3天体には「運命的な強制力」がありますので、どんなに倫理観の強い貞淑な女性であったとしても、この「星の誘惑」を無視することはかなり難しく、特に20~40代の性欲旺盛な時期にこの天体配置が発生してしまえば、たとえそれが修道女であったとしても、ほぼ「陥落」します。
修道女は入会する時に「生涯独身を通し、修道院で神に奉仕する」という誓願を立てますが、それでも途中退会して結婚(または不倫)してしまう女性がいるのは、トランジット3天体の影響により「情欲的な感情が抑えられなくなる時期がある」からだと考えられます。
男性の中には年中発情しているオス犬みたいな人もいますので、この天体配置が成立している時以外でも浮気を繰り返す場合がありますが、女性は性的な行為に対して警戒心が強いですから、こういう特殊な配置が起きない限りそう簡単に「不義の恋愛」に手を染めることはないんですね。
こういう特殊な事情がありますので前回、不倫中の女性に対して「あなたは悪くない」と言ったわけですし、過去に一度も不倫経験がない人であっても「明日はどうなるか分かりませんよ?」という忠告をさせていただいたのです。
人間の心にこれほどの影響を及ぼすこの天王星・海王星・冥王星の3天体のことを「トランスサタニアン(土星外惑星)」と言いますが、いずれも肉眼では見えない「不可視惑星」ですので、この3天体が引き起こす感情的な衝動を自分の意志で排除することはほとんど不可能です。
例えば皆さん、銃をこちらに向けて構えている男が目の前にいれば、とっさに伏せるか逃げるかしますよね?それは「危機的状況が目の前にはっきりと見えている」からこそできる自覚的行動なのです。
ところが、自分が全く見えない位置から狙撃手に狙われているとしたら、最初の一発目が打たれるまでは「逃げよう」という気すら起きません。しかも、その一発目で心臓を打ち抜かれ致命傷になることだってあり得るのですから、「理性的・道徳的に生きていれば絶対に間違いを犯さない」というものではないんです。
しかもそのスナイパーの正体は「運命の女神」ですから、標的を外すなんてことは考えられません。確実にこちらの急所に命中させ、私たちのハートに「恋の衝動」を発生させるに違いないのです。
だから人はある日突然、魅力的な人物と出会ってしまい、心を射抜かれるような衝撃を受け、避けようもなく恋に落ちてしまうのですね。「恋をする」ではなく「恋に落ちる」という表現が、まさにその時の状況を的確に表現しているんです。
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