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ワイスピ最新作のツッコミどころTop10【ファイヤーブースト】
はじめに
どこにでもいる国立理系大学生。
そんな私にも、趣味が一つある。それが、洋画鑑賞だ。
こんな記事にたどり着いたあなたは、よほどのワイスピ好きらしい。
きっとあなたは、Twitterで呟いたり、Youtubeで感想動画を見るだけでは飽き足らなかったに違いない。
しかし、こんな素人評論家の集まるnoteにまで進出してくるとは、物好きとしか言いようがない。
まあ、私もその中の一人。
ワイルドスピードは、公開3日以内には劇場に足を運び、感想を呟いている。
今回の記事は、ワイルドスピードオタクが独断と偏見で作った、最新作ファイヤーブーストのツッコミどころランキング。
私の自己紹介など興味のないことは分かっているので、さっそく本題へ行こう👇
実はYoutubeでこの記事と全く同じ内容のものを作ったので、
文字を読むのがおっくうな人は上の動画を見てほしい。
ツッコミどころランキング
10位:ハンの幻覚は何の意味が?
ハンがマリファナ入りのマフィンを食べ、幻覚を見るシーン。
何の意味があったのか分からない。
9位:前回住んでた静かな家どこ行ってん
前回のジェットブレイクでは「静かに暮らしたい」という意図で、
田舎に引っ越したはずである。
しかし今回は、再びあの住宅街に戻ってきている。
ここの説明が全くないことが、不思議でならない。
8位:ギャグシーンが滑りすぎ
いくらアクション映画とは言え、ずっと派手なシーンばかり見せられていても、疲れてしまう。
そこで重要になってくるのが、ギャグシーンである。
スカイミッションを例にすると、高所恐怖症のローマンが、飛行機から飛び降りるのを最後まで渋り、挙句の果てには明後日の方向に着陸してしまう、というシーンは印象的だ。
しかし、
今回の作品で笑いどころはあっただろうか?
この映画シリーズのギャグ担当はローマンなので、彼が登場するシーンを振り返ると分かるのだが、滑っている。
武器を買いに行こうとするシーンは、明らかにギャグシーンとして作られている。
なぜなら、結局武器は買えなかったからだ。
ストーリーに関係しない部分を、あえて入れた。
それが、このシーンがギャグのために作られたという証拠だ。
にも関わらず、笑い所が無いのは、致命的と言える。
これに関しては下の動画をぜひ見てほしい。
ワイスピ感想動画では一番面白い考察だ。
(Youtuberのあっきーさん)
7位:キャラ生き返りすぎ
これは散々、他のレビューでも言われていることなので、ここでは多く語らない。
レティ、ハン、ジゼル、今まで死んだと思われていた人たちは悉く生きている。
確かにうれしいのだが、これをやりすぎると、
どうせ生きてるんでしょ
という見方をしてしまう。
恐らく、飛行機に乗ってた連中+ジェイコブも生きてるのだろう。
6位:球体ゴロゴロシーンが長すぎる
球体を追うシーンは、確かに迫力はある。
ただ、「長すぎる」と感じたのは私だけだろうか。
これまでのワイスピに限らず、アクション映画で、”追う追われる”の構造はよく使われる。
しかしそれは、互いに意志を持ったもの同士だから面白いのである。
今回の球体も、誰かが動きを操縦していたりすれば話は別だが、
実際はただのデカい無機物が重力に従って転がっているだけだ。
なんとか止まったかと思いきや、また転がりだして、追いかける。
「ここまで引き延ばしすものか?」
と思わざるを得なかった。
5位:テスキャラ薄すぎ
「テスって誰やねん」
と感じたあなたのために説明しておこう。
ミスターノーバディの娘だ。
これでも分からない人のために説明すると、ドムの味方として情報共有したり、橋でダンテに人質に取られたりした女性である。
まあ、覚えていないのも無理はない。
なぜなら、全然活躍していないからだ。
これがモブキャラなら分かる話だが、この女優はブリーラーソン。
そう、あのキャプテンマーベルだ。
このお方に、あのちょい役は、もったいなさすぎる。
彼女を登場させずにストーリーを進めることも出来たであろう。
「きっと監督に何かの狙いがあるに違いない」
そう信じ、次作以降の彼女の活躍に期待することにする。
4位:新キャラが新キャラを撃ってもねぇ…
ワイスピ5の橋の上で戦闘が行われる!と感じた時は感動しそうになった。
実際は、しそうになったが、していない。
なぜなら、あそこの戦闘シーンでピンチになったのはテス、銃撃していたのは、ダンテの仲間。
いや、どっちも新キャラかい
もしこれが、ドムのファミリーが狙われるようなピンチであれば、ハラハラドキドキしたかもしれない。
しかし、狙ってる方、狙われてる方、どちらも大して知らないやつ、となれば、死のうが死なぬがしったこっちゃない、というのが正直な感想だ。
3位:子供に人殺しをさせるジェイコブ
最初のドリフト練習、ジェット機で降りる、車への飛び移り
リトルBの恐怖心は皆無なのか!?
というツッコミは置いておこう
問題は、キャノンカーの引き金をリトルBが引くシーンだ。
どう見ても被弾した車の運転手は爆死している。
子供に人殺しさせてるジェイコブ。
いや、あかんやろ…
いぇーい!!!!(ハイタッチ)
じゃねえわ!
2位:自業自得ジェイコブ
どこのレビューやコメント欄を見ても、ジェイコブが生きているか死んでいるかの議論ばかりだ。
しかし、私が言いたいのは、そこではない。
ジェイコブがあんな目に遭ったのは、自業自得だ、という意見である。
よく思い出してみてほしい。
なぜジェイコブは死んだ(仮)のか?
↓
ピンチのドム&リトルBを守るため
↓
なぜピンチになったのか?
↓
リトルBがダンテに奪われたため
↓
なぜ奪われたのか?
↓
リトルBが車の上に出たため
↓
なぜ出たのか?
↓
砲弾がつっかえてたため&窓をロックしていなかったため
そう、結論、ジェイコブが窓をロックしているか、砲弾がつっかえるような甘い構造にしていなければ、リトルBは奪われずに済んだのである。
最後にジェイコブはドムに対し、「俺に任せろ」みたいな顔をするが、いやいや君がしっかりしていれば、奪われもしなかったし、死ぬこともなかったんだよ、と言いたい。
1位:爆破威力を考えていないダンテ
爆弾は転がせるために作るのではない。
爆発させるために作るのだ。
もちろん、今作のダンテも、そのつもりであったに違いない。
街ほど消し飛ばしてやろう!
というサイコっぷりには感心すら覚える。
しかし最終的には、ドムによって川に落とされ、爆発はするものの、威力は1/10になってしまった。
ナイスドム!
と言いたいところだが、それでも被害と爆風はすさまじい。
いや、すさまじ過ぎる。
ではその瞬間、爆弾制作者のダンテはどこにいたのか。
これは予告シーンを見てもらうのが手っ取り早い。
0:38の部分を見てほしい。
めっちゃ爆風浴びてますやん…
この爆風で1/10であれば、もしドムが川に落とすのを失敗していれば、ダンテも死んでいたに違いない。
これはどう理解したらいいのだ?
ドムが川に落とすと信じいた?
いや、そんなはずはない。
ということは、全く威力を考えていなかったのか?
うーーーーーん、いくらサイコとはいえ、自分が死ぬ距離で爆破を見届けるなんてするだろうか、、、
もう意味わからん。危なすぎる。
良かったシーンランキング
もちろん、良かったシーンも多数存在するので、こちらもランキング形式で発表する。
10位:前回よりもピンチが多かった
前作は、
スケールは大きかったが、なぜか見ごたえが無かった
と感じた人も多いのではないだろうか。
それは、"ピンチが少なかった”からである。
磁石車の迫力はすごかったが、それを使用しているのは、敵ではなく、ファミリー側。
つまり、
危ない!やられそう!
という感情になり辛かったのである。
一方、今回は、常に味方が不利な状況を強いられている。
この構成にしたことで、前作に比べてハラハラ感が増したと言える。
9位:ショウの伏線回収
前作ジェットブレイク後、ハンがショウの元を訪ねるシーンは印象的だ。
あの続きが気になりすぎて、今回観に来た人もいるだろう。
前作は2年前だが、ここまで考えて作られてのか、と圧巻した。
いや、実際にはどこまで考えて、あのシーンを撮影したのだろう。
今は10作目で盛り上がっているが、もう2作先くらいまで、脚本は決まってるのかもしれない。
8位:めっちゃいいところで終わる
アベンジャーズインフィニティウォーを彷彿とさせる終わり方。
2年間は死なない理由ができた。
7位:敵役のダンテが狂気的
今までにここまで狂気的なキャラはワイスピには出てこなかった。
ホブスのようなパワー系、ショウのようなスタイリッシュ格闘系、サイファーのような知能系、と続いてきたが、ここにきて狂気キャラを入れてきたのが面白い。
部下をセロハンテープで無理やり笑わせて、ハエが集っているシーンは、他の映画かと思わせるほどの恐怖を感じさせてくれる。
6位:ジェイコブの再登場
前作の敵が味方になるのは本当に頼もしいし、熱い展開だ。
今回は、ギャグ役としても、物語に良いスパイスを与えていたと思う。
ただ例の登場シーンで、ブライアンか!?と思った人は多いだろう(笑)
5位:すぐ殺さないことに理由つけ
普通の映画であれば、
「いやいや早く殺せよ」「早く爆発させればいいやん」
といったようなツッコミが来そうなシーンは多数あった。
しかし、ダンテの目的部分を最初に明確化することで、そのツッコミをさせない構造にしている。
彼の目的は
「じわじわ苦しめたい」
である。
これは、ダンテのキャラと合った目的であり、素晴らしい設定だと感じた。
4位:シーユーアゲインの流れるタイミング
これはそのままの意味だ。
シーユーアゲインの流れるタイミングが完璧だった。
泣きそうになった。
3位:テーマ選び
今までのワイスピは、スケールを大きくすることで、前作を超えようとしていた。
思い出してみてほしい。
5までは地上
↓
6は戦車+飛行機戦
↓
7は空
↓
8は南極と飛行機戦
↓
9は宇宙
「次はもう無理だろ…」
と思いながら、映画を観に行った人もいたのではないか。
しかし、冒頭のシーンで、そんなことがどうでもよくなる。
なぜなら、シリーズ最人気作のシーズン5から物語がスタートするからである。
この時点で、もちろん観客は釘付けになる。
もう前作で宇宙に行っていたことなど、誰も気にしていない。
あの最初の数分間で、一気にストーリーへ引き込んだのだ。
2位:「時間あるから」という理由で戦い出すレティ
めっちゃ合理的!よく入れてくれた監督!
と劇場で叫びそうになったシーンがココである。
4分の待ち時間でボコボコにしようと、レティがサイファーに戦闘を仕掛けるシーン。
これは本当に入れてほしかった。
逆に、ここで素直に協力している方が違和感を抱く。
なぜなら、レティは夫の元奥さんをサイファーに殺されているのである。
レティが最も恨んでいる人物に違いない。
ここで本気の勝負を挑むレティの姿勢を見て、
二人で組むことの違和感が払しょくされた。
物語の心理的な進行上、必ず必要なシーンだったと言える。
1位:全作品振り返り
この作品で、今までのワイルドスピードを全シリーズ振り返っていたことに気づいた人はどのくらいいるだろうか?
シリーズ1.2
→直線カーレース&ニトロ燃料
シリーズ3
→ドリフト練習
シリーズ4
→砂の道
シリーズ5
→橋
シリーズ6
→高速道路
シリーズ7
→飛行機からの着陸
シリーズ8
→南極
シリーズ9
→秘密基地
いかがだろうか?
9はもう少し何かあるかもしれないが、今まで物語に出てきたテーマが全て登場している。
気づいた瞬間、震えたね。
ワイスピ好きの友達に、これを伝えると、さらに会話が盛り上がるだろう。
今後の展開
最近のワイスピは、
"敵が仲間になる"
という構成を非常に大事にしていることが分かる。
今後、X2やスーパーコンボなどの相手が出てきてもおかしくない。
また、今作のダンテも味方になるに違いない。
彼は味方が弱すぎるので、ラスボスとは考えにくい。
裏ボスはミスターノーバディであろう。
このモヤモヤした気持ちのまま2年待つのは非常に辛いが、
死なない理由ができた、と肯定的に考え、これからの日々を過ごそうと思う。
買った商品紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1684985682417-cbWShH4B5d.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1684985682366-UigVXjnuQm.jpg?width=1200)
最後に
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それこそが、私が記事を書く原動力となっているからだ。
それではまた、ワイスピ11の考察で会おう。
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