【博士日記】11月11日(火曜)【注】『ネタバレあり』★@浅草東洋館『侍タイムスリッパー』熱烈応援イベント/11月11日はサムライ記念日』大盛況の開催。
【こちらの勝手な希望ですが……ネタバレがありますから出来れば、
『侍タイムスリッパー』を一度見て頂いた方に読んで欲しいです】
8時起床。
いよいよ本日は虎人舎プレゼンツ、
『侍タイムスリッパー』熱烈応援イベント
『サムライ記念日』だ。
モーニング。
日記にnoteを書く。
昨日、新宿で4回目を見た
『侍タイムスリッパー』の
新たな発見を進行台本に反映していく。
今回の舞台の台本進行の趣旨、目標。
映画を何度も見ていることが、
前提のフアンイベントなので、
今まで各地で何度も開催されている、
映画の舞台挨拶と差異化すること。
今日、舞台で語られる全ての話題の
ビジュアルが、舞台のスクリーンに
瞬時に画像として見えること。
そして3部構成と
エンディング&どんでん返し、
がある設定。
さらに、キーワードの設定を含む
かつ、ファンや推しの多幸感溢れる、
劇作になるよう自分に課した。
試行錯誤はしたが、
目標に辿り着けた実感がある。
12時、
虎人舎の3人衆。
難病天才多重人格イケメン芸術家の
金剛さん。
(22歳で「古本興業」を立ち上げた放送作家)
若林凌駕が来宅。
よりよい画質の画像を探し、
進行台本に貼り付けていく。
最後の最後の仕上げ。
進行台本を打ち出したら、
67枚もあった。
金剛さんは今回は裏方に徹する。
手際よく、
物販の絵葉書の5枚セットを
封に入れていく。
15時、
珍しく父親の舞台の手伝いを
申し出てくれた、
長男の運転で浅草へ向かう。
その前に、凌駕と金剛さんの家へ
立ち寄り仕込みを万全に。
クルマの中でも
最後の読み合わせをするはずだったが、
後部座席で、ボクと凌駕と相変わらずの
ふざけた掛け合いが続く。
17時過ぎ、浅草に到着したときには
日が落ちていた。
東洋館に入る前、
正面で気合を入れて一枚。
スタッフは事前に集合。
劇場入り、物販担当の
フルスイングの利根川さんに
長男を預ける。
映像研メンバーはかなり前から入って、
中継機材のセッティングが続いている。
お手伝いのドルフィンソングのふたり、
原田専門家も、先に入っていた。
楽屋入りすると、
すぐに安田監督が一番乗りで到着。
続いて沙倉ゆうのさん。
2人は事前にお会いしているので、
気軽に話しやすい。
しかし、相変わらず、
沙倉さんの可愛らしいこと。
山口馬木也さんも到着。
電話で事前に話をしていた
高野マネージャーさんにご挨拶。
山口さんは、
当日、飛び入りのはずだったが、
仕事が調整できて
最初から入れることになった。
ボクは初対面。
とにかく、
こちらが照れるほどの男前だ。
さっそく
地元、岡山話。
出生は総社なので
ボクの倉敷とは隣町だ。
今も奉還町に実家があるとの話。
地元話に盛り上がる。
映画を見た時は、
その会津訛りぶりの完璧さから、
東北の人に違いないと思っていた。
冨家さんの女性マネージャー、
末武さんにもご挨拶。
冨家さんも屈託なく笑顔で。
第一楽屋に役者さんは集まり、
談笑する声が絶え間ない。
本当にこのチームは仲良しだ。
映画に出ていない、
今回は時代劇評論家の肩書で出演の
山本竜二さんご夫妻、
は楽屋には入ろうとしない。
「いや我々は通路で十分なんです」
と大部屋あがりらしく
最後まで気配を消して控えめに。
竜さんと旧知の山口馬木也さんとは、
通路で太秦撮影所の昔話で
盛り上がっていた。
お弟子さんの坂本頼光さんからの
差し入れを頂戴する。
最後に井上肇さんが到着。
メガネもなし、普段着では別人。
意外にも背が高い。
そう見えるのは
映画のなかでは腰が低かったからだろう。
実はTBSの『日曜劇場』の常連で、
ビバント、ディア・ドクターにも出ていたとのこと。
意外だったのは四谷出身の
江戸っ子だったことだ。
てっきり関西出身の
アチャラカ劇団出身と思っていたのだが、
京都弁のお芝居は初めてとのこと。
今日の最後の台詞は、
喜んで引き受けてくださる。
楽屋を廻ってひとりひとり
寄せ書き色紙にサインをいただく。
ここでは長男活躍。
キャストの皆さんに、
ここがもとストリップ小屋である、
旧浅草フランス座で、
北野武他、関東コメディアンの修行の地であることを、
お伝えすると感心しきり。
つまりは「侍タイムストリッパー」なんです。
と言うと、笑ってくださる。
18時半、リハーサル。
トークショーでリハーサルは、
無いと思われているが、
最後に段取り、
カメラの位置関係があるので、
丁寧にお願いする。
本番前まで、てんてこ舞いの忙しさ。
これだけ満員の劇場を仕切るのには
今の人数のスタッフでは、
やはり足りないのだ。
ひとり何役も掛け持ち。
19時、客入れ、
時代劇のテーマ曲集で。
物販コーナーに長蛇の列。
観客席は超満員。
今回は、演出のひとつとして、
緞帳の開閉をつけることにした。
これが良い感じだ。
19時半、開演。
予告編の動画から。
https://x.com/s_hakase/status/1854374277296115803/video/2
続いて、オープニングトーク。
サムタイのサントラの「戦いのテーマ曲」で入場。
ボクと若林凌駕のふたりでトーク。
登場とともに万雷の拍手に迎え入れられる。
凌駕はこの大観衆のもと、
ほぼ初司会の大役。
大抜擢だが大丈夫なのか?
こちらも伏線であり、
今回のテーマのひとつだ。
観客に『侍タイムスリッパー』
を何回観ているか尋ねてみると、
ほぞ全員ががリピーターで、
10回以上が半数もいたのは驚いた。
数をどんどんあげていくと、
最も多く通っている人は57回!!!
安田監督から寄せ書きサイン入り
台本をプレゼント。
(この方が57回の猛者)
ゲスト登場、
安田監督とその助監督でもあり、
助監督役でもある沙倉ゆうのさん。
スクリーンを活かすため座っていただく。
安田監督のいらん事いい、
毒舌キャラクターの掛け合いから、
俄然、盛り上がる。
水道橋映像研のスタッフを
いじってくれる。
この3カメをひとりで操作する、
鈴木カメラマンが
安田監督と古くから付き合いがあり、
このイベントに繋がったのだ。
サムタイは、今や賞ラッシュだ。
サムタイ現象が、カメ止め現象の再来であり、
安田監督から、「奇跡の再現性」という言葉を
しっかり振っていただく。
沙倉ゆうのさんの写真撮影タイム。
ライブ中の写真撮影何時でもОK。
つまり「カメラを止めるな!」がキーワード。
第二章。
主役「高坂新左衛門」役・山口馬木也さんと
「風見恭一郎」役・冨家ノリマサさんを呼び込む。
この映画が互いの「はじめまして」
のはずだったのに、
実は以前に共演済みであったお話から。
日本上映の前のカナダの『ファンタジック映画祭』
の馬鹿受けの様子を上映。
山口馬木也さんの涙にもらい泣き。
写真タイム。
ふたりのバディ的ブロバンスな立ち振舞が、
実に絵になる。
第3章。
「撮影所所長・井上」役・井上肇さんと、
京都で育ち、嵐寛寿郎さんの甥で、
父親は殺陣師でもある山本竜二さんが、
「時代劇評論家」の肩書で登場。
山本さん、場違いながら話術で場を変えていく。
山本竜二さんは、以前、山口馬木也さんや
冨家ノリマサさんとも共演経験あり。
監督の次回作案、提案。
井上肇さんのコーナー。
映画の中のセリフを再現。
「一生懸命やっていたら、
誰かがどこかで見てくれる」
この福本清三さんのセリフも
キーワードだ。
この映画の最後に捧げられている、
故・福本清三さんについて、
ワンコーナーを設ける。
エンディング。
冨家ノリマサさんと井上肇さんで、
中締めのシーンの再現。
エンディングが決まって、
大団円と思われたところで、
「ちょっと待った!」と声がかかる。
「カメラを止めるな!」
の上田慎一郎監督が登場!!
安田監督しか知らない
サプライズ登場。
この日は、21時からしか入れない、
ということで、このプランになった。
客席からも大きなどよめきと歓声と拍手。
これだけ盛り上がったステージに
突如、サプライズで客席から登場するのは、
勇気がいったと思う。
出演者全員舞台に揃ってエンディング。
『侍タイムスリッパー』
のエンディング曲が流れる。
締めのセリフは、若林凌駕と井上所長。
閉幕。
幕が閉まっても拍手は鳴り止まない。
すると再び開いていく幕。カーテン・コール。
緞帳が閉まった後もアンコール。
山口さんのこの茶目っ気も配信したかった。
舞台終了後もファンサービスに徹するキャスト。
次は安田監督と上田監督。
ここでも仲良し。
山口馬木也さんと沙倉ゆうのさんも登場。
ボク一行はモーゼの十戒のように、
人垣が割れた中を、打ち上げに向かう。
しかし、改めて、素晴らしいキャストだった。
打ち上げ会場へ。
打ち上げには、監督と沙倉さんも参加。
原田専門家のビジュアルワークを大絶賛。
こういうのはボクも嬉しい。
映像研の面々も褒めてくださる。
帰途、長男が運転。
凌駕と金剛さんを家まで見送って、
最後の乗客はボク。
二人きりでボソボソと話しをしながら、
しばし親子ドライブ。
忘れがたい時間だった。
帰宅は2時だった。
そこから本日の配信を見続ける。
素晴らしいカメラの切り替え。
熱き声援の書き込みに魅入る。
ボクのライブ史上でも、
指折りの熱いライブだったし、
この配信は是非、見ていただきたい。
11月×11日 【サムライ記念日】
〜侍タイムスリッパー応援イベント
(配信チケット)
視聴期限:2024年11月25日(月) 23:59 まで
料金:2000円