サウナに行ったら反社会勢力の溜まり場だった話
暴対法の煽りや組織の少子高齢化を受け一時期に比べると勢力を弱めていった反社会勢力
普通に暮らしていたら関わる機会はありません
龍が如くに出てくるよね( ̄▽ ̄)
そんな印象の方も多いと思います
僕もそう思っていました
そもそも本当に存在するのだろうか?
あの1日までは、、、
(この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません)
---20XX年 東京 神室町---
2時間後に新宿三丁目で予定が、、
カフェという気分でもないしサウナでも行こうか
ちょうど近くに気になっていたところがあるし( ^ω^ )
事前にとったメモにサッと目を通す
『サウナプラン1時間コース 1100円』
安い!!
テルマー湯の半額以下だ
でも新宿なのになんでこんなに安いんだろうƪ(˘⌣˘)ʃ
---サウナ施設---
あーここなんや!!
いつも素通りしていた古びた建物
周りはホストクラブとラブホテルが乱立している
少々不安になりつつも漢ペンギン、意を決して入店!!
玄関扉ガラッッ!!
フロントの様子はいたって普通
よくある街の銭湯と変わらない
店員さんに簡単なシステムの説明をしてもらい鍵を受け取り脱衣所へGO!!
ドリカムの大阪LOVERを口ずさみながらノリノリで脱衣所の扉を開けると今までと全く異質な空間がそこに広がっていました
鏡の前で永遠にヘアセットしているホスト
スーツスタイルなのになぜか金髪ロン毛の男性
全身和彫りのおじさん
闇金ウシジマくんのパチモン
ありとあらゆる反社会のカタチがそこにはありました
物音ひとつ立ててはいけない雰囲気 ピリッと張り詰めた空気 ホストの使っているケープの芳香
ヌクヌク整うつもりで入ったサウナでなんで背筋凍らせなアカンねや!!と思いつつ着替えを済ませサウナへ
---サウナ室---
「おやぶん!!おやぶん!!墨田区の方の銭湯は行ったことありますかい?」
「あーーーーーねぇな」
普段の私はサウナに行くとサウナ8分水風呂1分外気浴8分程度を3,4セット繰り返します
ですがこの時だけはサウナ3分のみで切り上げて早々に大浴場を後にしました
きっと親分には気合いの足りない若者だと思われていることでしょう
大浴場を出て休憩スペースをウロウロしているとこんな張り紙を見つけました
施設の民度が伺えますね( ̄▽ ̄;)
そろそろ次の予定の時間です
何度ここへ来てたって近そうでまだ遠い歌舞伎町を肌で感じながら私は反社だらけの施設を後にしました