人狼ゲームが嫌
これは、「嫌」と言いながら本当は欲しいみたいな『饅頭こわい』パターンというわけでなく、本当に怖がっている。
事前情報として、私は友達が少なく、これまでの人生で“一緒に遊ぶ”という段階まで仲良くなった人間が片手で数えるほどしかいないのである。
そのうえ、陰キャ過ぎて何のグループにも属せず、インターネットでも結局誰とも仲良くなれていない。
このnoteでも私は人狼ゲームについて何回も何回も記事にしているのだが、今回はそんな私の『人狼ゲーム恐怖症』について。
私は基本的に善良な人間として育てられた(宗教家庭なのも要因)ので、他人に嘘をつくのが非常に下手。
悪いことをするのに全く慣れておらず、他人を騙すことに対して、ゲームでありながらも罪悪感を覚える。
私はとにかく“加害者にならないように生きてきた”ので、他人への加害を強いられる人狼ゲームが本当に苦痛なのである。
それに加えて、私はピリピリした空気が苦手。
学校で担任が怒っている時間のような、最悪な時間が本当に耐えられなかった。
ギスギスしているのを見るのが駄目。
アニメの中の描写であろうとギスギスされると見るに堪えない。
多分、気分を害した人間が1人いるだけでも無理なのだ。
これは、自分が協調性が高いとか、優しいとかそういう理由じゃなくて、ただ単に“自分に刃が向けられる危険性を少しでも減らす自己防衛機構”なのだと思う。
人狼ゲームはかなりピリピリする。
ギスギスしているのも見たことがある。
そんなゲームはやりたくない。
上記の理由に加え、シンプルに私はバカなのだ。
人狼ゲームで、よく『勝ち確』の状況があったり、『安牌』や『定石』があるらしいのだけれど、私にはそれがさっぱりわからない。
ボードゲームが死ぬほど弱い。
得意と言い張れるものが何も無い。
ルールの理解も苦手。
ただ経験が無いだけなのかもしれない。
友達が少なかったのだから。
私は圧倒的に人狼ゲームに向いてない人種なのである。
勝っても嬉しくない(他人を疑ったり殺したりしている罪悪感から)。
負けても別に悔しくない(人狼ゲームの苦しみから解放された喜びから)。
もう人狼ゲームをやりたくない。