サンドロット/ディースリー・パブリッシャー「地球防衛軍6」で人生が狂いかけた話
TVゲーム、SF系シューティングの話をさせてください。
お願いします。
やね斜裏はTVゲームを遊び散らかすのが大好きで、大手メーカー制作(プロ)からインディー、同人、個人製作(アマ)まで、ジャンル問わず遊びます。
突然自慢しますが、、、
私は「ファミコン」と同い年です。
「株式会社カプコン」とも同い年です。
生まれながらに「もってて」すみません。
物心ついた時からワープロでブロック崩しを遊んでいました。
阪神淡路大震災で小学校が休みになった時は「トルネコの大冒険」を1週間思う存分遊べたのでわくわくしました。ごめんなさい。
20歳前後で兄がエロ同人テキストゲームを貸してきたので全部遊びました。「Fate」「マブラヴ」「けよりな」「つよきす」「デモベ」「大番長」「クラナド」。妹にエロゲ同人オススメする兄がいるか???
ファンタジー脳なので「空の境界」「マブラヴ/オルタ」「月光のカルネヴァーレ」「王子さまLv1」「AB!」が好きです。学園感動モノ、日常モノに萌えない。本当に申し訳ないです。バケモノだと思ってください。
まんまとラノベを買いはじめ、B級アニメ?にもハマりはじめました。
「バッカーノ!」「撲殺天使ドクロちゃん」「雪蟷螂」「DDD」
「ポピー・ザ・パフォーマー」「サウスパーク」「The World of GOLDEN EGGS」「OH! スーパーミルクチャン」「フーコンファミリー」「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」
当時は同人にも傾倒しており、イベントに足を運び、それらを心から愛していました。
とある日、大手キャラクターグッズショップで精鋭エリートバイト(後に正社員となる)として働いて、昼食として「うまい棒」を食べている休憩中、店長である上司が言ったのです。
「やね斜裏は同人(インディー)が好きなの? 俺は大手が好き。
同人のベースになってるものは、大手だ」
そういう上司のPCの壁紙は「Fate」のセイバーでした。
同人ゲームやないかーーーーーーーーい!!!!!
とはいえ、言いたいことはまあわかります。
当時の私にとっては「たしかに」と衝撃的な言葉でした。
過去の礎あっての新規コンテンツ。双方それぞれの生みの苦しみがある。
大手の威厳と貫禄あってこその新世代のインスピレーション。
私はその双方を、新しい文化と積み上げてきた文化の双方を尊重し、愛しています。
攻める未来、守る過去。
未来にはブンブン走って「バカ! スピード出しすぎだって! 事故るぞ! だがそこがいい!」と待ったをかけたいし、
過去には「土を固めろ! 何があっても城壁を崩されてはならない! 誇りをもて! 感情を殺せ! 笑ったり泣いたりできなくしてやる!」とその基礎、ベースを盤石に守って威厳を示して欲しい。
固められた大地の上に、新しい命が芽吹いて、淘汰され、また層が積み上げられていく。
淘汰されるものは大手かもしれない。
そして、その頃には新しい大手が芽吹いているのかもしれない。
サブカル界エンタメの生命の神秘を見守り続ける…。
そんな妄想をしている内、おかげ様でやね斜裏ができあがりました。
私はオタク系コンテンツ方面特化のサブカル女ですが、サブカル女ではないと思っています。
そもそも「サブ」ではなく、「メイン」どころか人生そのものです。
オタクの自覚がないのでエンタメに生きる一般人です。真剣です。
一般人、やね斜裏です。
スタバも化粧品も大好きです。
8時間睡眠を理想とし、朝5時起きに憧れる人間です。
夜9時に寝て、朝5時に起きれば8時間睡眠になります。
昨日はTVゲームを遊んでいて、朝2時に寝ました。
私のオタクスタイルは「真に自分の心を刺してくれるもの」を求め歩くゾンビのような感覚で、
まだ己も認知していない「偏愛」を満たしてその世界に没頭させてくれるものを探して彷徨っています。
遊ぶジャンルは問いません。
基本的にチョロくゆるゆるで大体のものに「最高じゃん!」となります。
ホラーはごめんなさい。
怖いと、怖くてシャンプーできなくなってしまうから。
ゲームでそんな「偏愛」を刺してくれた、大好きなシリーズを3つ挙げるとすれば「逆転裁判」「ファイナルファンタジー」「スプラトゥーン」でしょうか。
「あ! 聞いたことあるよ~!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ナンバリングで出ているもの(FFはMMOを除く)は全て遊んでいます。
ここで挙げたものはどれも超有名人気作品ばかりで「偏愛」を語る自分に「俗世、俗世」とせせら笑われているようで唸ってしまいます。
新作が出ると言われればハード(遊ぶことができる機械)を含めて買う、そう考えると、上記の3つは挙げておかなければならない気がします。
「ゼノブレイド」もゼノクロのためにWii Uを買ったから挙げたいけれど、知名度はまだ上記の3つに比べると低い気がするので控えておきます…。
私と似たような、同じ時期に生まれ、同じ思想をもち、似た経歴を持つ40代事務系OL女、Googleで調べればたぶん1500人ぐらい?もっとかな?いると思うんですよ。調べてないけど。
そういう方にオススメしたいゲームがあります。
(存在している…私はそう確信している)
一つは、BA-KUさんの「BLACK SHEEP TOWN」。
文章、音楽、背景、イラスト、効果音などでストーリーへの没入感を上げたデジタルノベルゲームで、チャート図からキャラクターを選んで順番にそのキャラクターについて読み進めていくタイプのものです。
「個性あふれる特殊能力をもったキャラクターたちの群像劇」で、個々のストーリーが複雑に絡み合っていくことに興奮が止まりません。
ちなみにものすごいボリュームがあります。私のプレイ時間は41.8時間。
読むだけでこれ。どういうことなの。つけたまま寝てたのか…?
今度令和6年11月29日にDVD-Rom版が出るらしいです。欲しい…
ちなみに、以前ご紹介した「ヒラヒラヒヒル」と企画・脚本は同じ「瀬戸口廉也」さんです。天才です。
そしてもうひとつ。
前置きが長くなってしまいましたが。
サンドロットさん/ディースリー・パブリッシャーさんの「地球防衛軍6」です。
やってくれたら私が画面の前で頭を抱えて感激します。
もう、本当に、すごい作品なんですよ…。死ぬほどおもしろい。
好きなものになると興奮して途端に言葉がでてこなくなるタイプの人間なので、まずはリンクを貼ってお茶を濁します。
お茶は点てるものです。
(自分のために書いておくけれど、そういう時は朝起きて一番に書き始めるといいよ。頭がクリアでテンション上げ過ぎず冷静にスッキリして書けるよ)
まず第一に、「ファンを愛している」ところが大好き。
もしこれも戦略だったら私は騙されていてもいいです。
地球防衛軍「6」というぐらいなので、もちろん「5」もあるし「4」もあります。
(「地球防衛軍1」はありません)
「新規獲得」「広報」とか、色々あると思うんです。
好き勝手だけやっていられない。様々なしがらみもある。
もっと発展して欲しいし、大きくなってほしいし、もっとみんな知って欲しい。
それなのに、プレイしてみると「もっと新しい人にオススメしやすくしてくれ!」と泣いて叫びたくなるほど、「ファンを愛している」のを感じました…。
たのむよ…私はあなたたちの創ったゲームをまた遊びたいよ…。。。
クラファン…そうだ、クラファンしてくれよ…。
ファンが寿命という時間を削って働いて作った金を出すよ…。
クラファンのファンは「ファン」の「ファン」じゃなくて
「ファンド」のファンだけど、
今だけ「ファン」の「ファン」にしてくれよ。
いや私は本当に浅はかなので、実際はめちゃくちゃとっつきやすいのかもしれません。
信者すぎて冷静な判断ができなくなっている自覚があるので、「え、めちゃくちゃ入りやすかったよ?」となった方がいたら教えてください。
私が安心します。
なんだか遠回しにディスっているような気もしてきたけど違うんです、好きだからこそ個人的な思いをぶつけてしまう…。恋愛なのかもしれません。
ベッタベタ褒めしていますが、地球防衛軍といえばこれ!というお家芸のようなものがあります。
まずはこれらを愛するところからはじまります。
これだよこれこれ! こういうのがいいんだよ!
(ラーメンでいうと「郎」みたいなイメージ…???)
過去モンハンでもそうですが、作業感を愛する人向けかな、、、と思います。
大勢の敵をこつこつ一体一体やつけていったりする(大勢を一気にやつける手段もあります)ので、集中力で脳汁が出ます。
今まで新しいデザインの敵も少なかった気がしますが、6では敵の種類も豊富です。対策考えるの超楽しい。
で、でね。
今回語りたいのはその、ストーリーなんですよ。
地球防衛軍はしっかりしたストーリーがあるようでないようで、二の次のようなところが「5」までありました。
セリフも全体的にバカゲーのような一面もあって、そんな部分も愛していました。
今回はどんなマップでどんな敵の出方するんだろう、どんな対策が必要かな?と、ミッションを見る、対策を考える、考えた構成を試す、作業する、失敗する、対策を考える、考えた構成を試す、といったところも魅力的で、「どうやってクリアしようかな? わくわく」ぐらいのフィーリングだったんですよ。
ところが。
プロフェッサーの「待ったぞ。心配させないでくれ。」からはじまる。
あ、あれ…?
何の話ですか…?
公式からの予備知識として「絶望の未来からはじまる」とは聞いてたけど。
いちばん最初はバカっぽくはじまるんじゃないのか…?
そう、まさかの、「しっかりストーリーがある」んですよ…!!!
衝撃的でした。
つまり「しっかりエンディングがあるってこと?!」と期待する私もいました。エンディングはぜひその目でたしかめて頂きたいです。
ストーリー展開は考察もしがいがあり、ため息しか出ません…あらゆる意味で。
ここまで貫いた伝統を守り続けたものを、逆に驚かせ要素として使うスタイル、今自分がどこにいて、何をしているのかを考えてしまう要素。
もう、ずっとポカーン( ゚д゚)としていました。
言葉を失うとはまさにこのこと…。
パートナーと二人で遊んでいたんですが、あらゆる意味で言葉を失いました。
本当にものすごい作品を遊んだ…。
で、人生が狂いかけたっていうのが、ゲームクリアしたのが
10月17日(木)朝2時だったんですよ。
(Xでの投稿は翌日夜ですが…)
私事で大変恐縮ですが、物を書く仕事がしたくて、
今の事務系OLを10月16日(水)からパートに切り替えてもらったんですよ。
もうお分かりですね…。
私は朝5時に起きて書きたい。
なんなら朝4時に起きて書きたい。
そして8時間寝たい。
朝2時にゲームしてる場合じゃないんですよ。
いや、夜の超絶趣味時間は何がなんでも確保したいと思っているのでいいんですが、それにしても大人なんだからもっと律してせめて0時には寝なさいよ。
「止め時」、そう「止め時」がなかった(子供の言い訳)
職場で何度も何度も話し合った時間、自分が何をしたいのか過去や現在に向き合って考え続けた時間、パートナーと真剣に話し合った時間、葛藤して枕を涙で濡らした時間、あやうく全部無駄になるところでした。
「地球防衛軍6」がおもしろすぎたせいで。
本当に罪深いゲームです。絶望の未来を生きるところだった。
ちなみにDLCや高難易度があるのでまだ遊びます。
もし帰ってこなくなったら、
steam版地球防衛軍6のオンライン部屋を探してみてください。
こちらのnote、書くのにずいぶん時間がかかってしまいました。
日々ちょこちょこ書き足して直したりしたんですが、魅力を伝えきるには力不足でしたorz
そろそろ腐りそうなのでUPしたいと思います…ウウッくやしいっ!
本当におもしろいので、興味がある方は遊んでみてください(*´▽`*)ノ
ちなみに好きな武器はロケランです。