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狂え。キモくあれ。残酷な誘惑の書「書けないんじゃない、考えてないだけ。」(著:かんそうさん)

ちょっとひどいことがあったので聞いてもらえませんか。

今の事務をしている職場に最近新しい方が入ってきて、
オタクなので楽しく話をしましょう!(*´▽`*)」とおっしゃるので、
嬉々として何が好きでこだわりはどこなのか、なんて話を聞いて、
「最高じゃないですか!」「めちゃめちゃいい!」「わかる~~~!」「羨ましい~~~!」「いいと思う! ステキ~!」と大喜びして、
向こうも私の感想を聞きたいといった風な素振りだったから、
「私もそれ好き! 興味あってどーたらこーたらウホウホ!」と話したら、「ああ、ハハ…」と漏らして、
突然スッ…と相手のテンションが消えたんですよ。


あれ、変だな~…おかしいな、おかしいな~…?


彼女、恐ろしいことに、
画面を見て仕事の作業の続きを始めたんですよ。

えっ…。
今、もしかして、ひかれた…?

引き出してきたのそっちなんだし責任取れよ。
ねえ、傷ついたよ…。ねえ、ひどいと思いません?
なんなんだよふざけんなよ誇りもってる系オタクなめんなよ。

「面白そうな人だなぁと思って僕から近づいたんだ…そしたら」

ハウルかよ。

ちょ、まてよ。
そっちからふってきて被害者ヅラすんのやめろよ。


わたしゃ15年以上ずっとオタクの仕事やってたからどこからキモくてどこまでキモくないのかの線引き線がブッ壊れてんだよ。
こっちは胸ポケットに入れたリカちゃんを愛でてニコニコ街歩いてるおじさまや、オーダーメイドで作ったコスプレ衣装の完成図に絶望して店の中で泣き崩れてうずくまるおねえさんや、「魔法をこめてください」って照れながら言う一般のお客様のレジ要望も全て、全て愛してここまで生きてきてんだよ。

それをどうだ。
一言ウホウホ言っただけで「あ、こいつヤベー」みたいな反応しやがって。


そもそも「オタク」ってなんだよ。それこそ星の数ほど無限のジャンルの「オタク」がいて、線引きがあって「ここからオタクです」「オタクの資格があります」みたいなもんじゃねーだろ。
境目がないあやふやなゆるふわの「山のすそ野」「バールのようなもの」「友達以上恋人未満」だろ。

「エヴァンゲリオン」でも、碇ゲンドウポーズが好きなオタク、シンジくんとカヲルくんの匂わせなあれこれが好きなオタク、綾波レイのプラグスーツがエロいオタクあなたは死なないわ、アスカのツンデレと眼帯に萌え萌えするオタク、マリの眼鏡が欲しいオタク、哲学的なストーリーが好きなオタク、ロボットおたく、残酷な天使のテーゼのカラオケを極めるオタク、トウジに想いを馳せるオタク、その他いっぱいいるに決まってんだろ。

「ドラえもん」でも、のぶよさんやわさびさんとか声優が好きなオタク、ひみつ道具が好きなオタク、原作漫画と考察が好きなオタク、映画しか見てないけど映画何度も見るオタク、しずかちゃんのお風呂シーンについて考察するオタク、その他いっぱいいるに決まってんだろ。

「プリパラ」でも、CGに心を奪われたオタク、声優さんにガチ恋するオタク、かしこま!が言いたいオタク、筐体でプリチケを交換するオタク、ライブ全通するオタク、あろま推しだと思ってるけどガァルルの方が好きな気がしてきているオタク、その他いっぱいいるに決まってんだろ。


その「こだわり」を愛せよ。


な~~~にが「ファッションオタク」だ。
こっちはマグマのような煮えたぎる熱い思いを心の中で大炎上させてんだ。

煉獄さんも言ってる。「よもやよもやだ」「心を燃やせ!」
エンデヴァーも言ってる。「動かん体を、火力で押し出せ!」
飛影も言ってる。「邪王炎殺黒龍波!」

伊達に作品への解釈違いでフォロワーと真剣に話しあってお別れしてねーんだわ。

やね斜裏、心の叫び


怒りがこみあげてきた。


どんどん怒りがこみあげてきて、今までの生活で見えないように隠していた怒りで爆発寸前だ。

「体裁を取り繕って伝えなければならない」
「優しい言葉を使わなければならない」
「人の事を悪く言ってはいけない」
「何かを貶めたり辱めることをしてはいけない」
「圧倒的「善」圧倒的「正」でいなければならない」
「美しくいなければならない」
「すべては規律によって保たれている」

ふざっっっけんなバーーーーーーカ!!!!!!


村上春樹と朝活に憧れる私は、毎朝5時に起きたいと小さな憧れを胸に抱いている。できれば8時間睡眠が理想的だ。
先週半ば、読み始めた「書けないんじゃない、考えてないだけ。」を一気に読み切ってしまった。
何時に読み始めたかは覚えていないけれど、深夜2時半まで。

結局朝7時に起きて寝不足だった。
もうだめだ。ウホウホ。


↓かんそうさんのブログ「kansou


↓オタクなので楽しく話をしましょう!(*´▽`*)

ちなみに最近ギャルマダムになりたいです。
「美しい言葉」「丁寧な生活」を目指しています。


1ヵ月ほど前から文章術を読み漁りはじめたんですが、
ベストタイミングで読んで感想を書いた気がします。

また3冊ほど文章術の本を買ったので、感想をUPすると思います。

この本を読んで、
「書き方」を学ぼうとしている段階から「どう書きたいか」へ意識が移った気がします。流行りや気分、TPO(商業、個人)、「アート」のさじ加減を手繰り寄せたような感覚というか。

自分の中に小さい自分を100人ぐらい飼っているんですが、
文章術はこの本だけでいい、そう言う自分もいました。
私の中の憧れの「言葉の魔術師」のイメージに近いな、という印象。
飼いならす、制御する、演じる、吐き出す、編集する、
どんなメンタルで書き始めるのかも意識したい。

「好き」に対して「怒り」を使うのは本当に盲点で、「怒り」に切り替えた途端に溢れ出す感情や言語があるんだな~~~!と思い知りました…。
そして「不満」を凌駕する「余りある好き」を自覚し言語化するきっかけにもなる…すごい手法…すごすぎる。

文章は哲学。文…学…。


ところで私、彼女に「どーたらこーたらウホウホ」て何言ったんでしょう。
もしかするとキモさでマウントとって嫉妬させたパターンもあるかもしれない。

何故オタクは「自分の方が愛狂ってるし、頭おかしいし!!」と自分のサイコパスっぷりを誇ってしまうんでしょう………? ありがとう、大好物です。


職場に新しく入った方とは仲良しです。
たぶん…私は仲いいと思ってる…思ってるよ! たのむよ!!
普段自分からオタクの話はしません…というか、自分の好きなものを口で話すのが相変わらず苦手でできない…。
今度スタバとコスメの新作の話をしたいです。
こわがらせてごめんね。

「en(縁)」を「joy ('U')にこちゃん」 が包んでる
「アメリカーノ ショート シナモンちょっと振ってください」
ミルクと砂糖で飲むと最高! Yummy😊
キラキラしたポジティブなものに憧れてしまうの…

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やね斜裏
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