作って発表する人はみんなすごい
作って発表する人はみんな本当にすごい。
あまり結果主義みたいなことを言いたくないけれど、
ネットの海だろうと現実世界だろうと現存する作品はすごい。
これは多くの方が抱く理想のシステムだと感じるけれど、
未来、「脳内イメージを読み取って形にするサービス」が出てくるのかもしれない。
もしかすると今、AIがその先駆けとなっているのかもしれない。
読み上げるだけで文章化するものが出た時、これはすごい! と感心した。
とにかく頭の中のイメージを、この世に顕現させなければいけない。
どれだけすごくとも、どれだけ崇高でも、
他の方が認識できなければ、他の方の中ではないに等しい。
たしかに自分の中だけで大事なものかもしれない。
自分だけの宝物かもしれない。
それでも、誰かの独りよがりの宝物を見て誰かが希望を抱くかもしれない。
お恥ずかしくも、私はあまり一般的で趣味がいいといえる部類ではない。
私は大好きなものを誇りをもって好きだけれども、
マイノリティかマジョリティかでいうとマイノリティな方、ニッチな方だ。
若い頃であれば「変なものが好きな私、変わっててイケてる」とか勘違いして「ああ、世俗に塗(まみ)れた一般人はこの良さがわからない…」とか謎の中二病セリフを吐いてナルシストぶれたかもしれないけれど、
もうそれなりにいい大人だ。
サブカルの、エンタメの世界に惚れこんで救われてずっと生きてきた。
子供を、オタクを、大人を、疲れた社会人を、疲れた主婦(主夫)を、おじいさんを、おばあさんを、韓国人を、インド人を、エンタメの楽しさで夢中にさせることを目標にして生きている。
誇りをもっていて、尊敬している。
楽しませることを、夢をみてもらうのを、希望をもってもらうことを、目標に生きている人を、心から尊敬している。
「もういい大人なんだから」そういう人は周りに一人もいない。
たぶんそれは、周りに同じ意志をもった方が多いからな気がする。
もういい大人だからこそ、社会を使って全力でエンタメを表現し、
様々な世代を楽しませ、喜ばせ、憧れられるものを作りたい。
原作者からエンドユーザーまで、携わる全ての人と一緒に、礎になりたい、とでもいうのかもしれない。
世界設定、原案、漫画、シナリオ、脚本、台本、キャラクター原案、デザイン、キャラクターイラスト原案、3DCG、マップ設定、モーション、モーションキャプチャ、3DCGモデル、声優、収録、音楽制作、音響、サウンドエフェクト、エフェクト制作、アニメーション制作、原画作成、企画書制作、プログラミング、専属ミュージシャン(アーティスト)、制作進行管理、テスト、撮影、広告、広報、営業、マーケター、広告モデル、キャッチコピー、出版、編集、背景、造形、塗装、職人、衣装制作、版権管理、etc…
それは人によっては命を燃やして真剣にやっている人が道化に見えるのだと思う。
これはもう私の人生で変えようがない。
この世界に惚れこんでしまった。ずっと恋をしている。
私もその一部でありたい。ファンであり、クリエイターとしても。
作って発表する人はみんな本当にすごい。