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パレットの2足190円の黒のクルーソックスはチートの疑いがある

※案件、批判ではありません。
(朝にタグを切ってから「どう考えてもチートだよなぁ」と脳内でぐるぐる回っていたので、ゴミ箱の上澄みから拾ってホチキスで止めて写真を撮りました。セロテープ? そんなものはない。
あと、ホチキスっていいます? ホッチキスっていいます? え、どうでもいいって? 好みの問題? それはそう?)

パレットをご存知だろうか。
関東、近畿、中国、九州にあるご地域みなさま向け安価ファッションストアだ。ファッションストア? 衣料スーパーらしい。服屋だ。寝具もある。
いわゆる「ファッションセンターしまむら」のようなものだ。
一緒にするなと怒られるかもしれない。先に謝っておこう。ごめんなさい。
好きです。

ちなみに私の住んでいる地域は50歳~80歳なうな方が多いためか、ちょい落ち着き目、着やすい、ゆったり、デイリーユーズ、安牌な服が多い。
おそらくそれが人気、ということなのだと思う。

チートをご存知だろうか。
ダイエットの「チートデー」っていうのはたぶん語源はここなんじゃないかと勝手に思っている。違ったらごめんなさい。
対戦ゲームを遊んでいると、人間の範疇を超えた異様に強い方がいる。
それは努力か、天才か、もしくはチートかだ。
ハッカーはよく聞く言葉かもしれない(昭和生まれの人間だから?)天才ハッカーとか言うよね。ハッカーはいい言葉だ、ホントは。

特定の分野において常人よりも深い技術的知識を持ち、その知識により、技術的な課題に対して最小限の手間で最大の効果を生み出す人の事。一般には、コンピュータや電子回路一般について限定的に使用される場合が多い。細かく分類すると「ギーク (geek) 」「ウィザード (wizard) 」「クラッカー (cracker) 」等がある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

えっ…ちょっと待って…ウィザードはかっこよすぎない?
私もウィザードになりたい。

対してチーター。
ライオンではない。こいつぁまあ、基本的にいい奴ではない。
いや動物のチーターじゃなくて、チートを使う人のこと。
内部のデータを不正に改造して、キャラクターや武器の性能を勝手にめちゃくちゃ強くしちゃったりする。あまつさえ、そのデータを販売していたりする。
野球で例えると、バットに100発100中当たって、全部いい打球になる、みたいな感じ。あと足が2倍速くなるとか。

データの改造、書き換え、置き直しが全て悪いわけではない。
MODと呼ばれる、改造を充てることで楽しみを増やすことを推奨しているものも多くある。
例えば、英語しか対応していないものを、大ファンのバイリンガルの方が日本語で遊べるようにする、公式も推奨、大歓迎、むしろみんなで作っていこ!みたいな感じ。
その他にも自分で作ったお気に入りのキャラクターでプレイしたい時に、公式がMODを使っていいよ、としていれば、ゲーム内システムとして適用することができたりする。

平成の最後、日本でも2018年にCrazy Raccoonが発足するなど、eスポーツに力が入ってきている。
賞金額は1億ドルを超えるなど、「選手」としてひとつの職業になってきている。また、「ストリーマー(配信者)」も職業として広く認知されている。

それに憧れ、日々ランクを回したり、大会に出場したり、上を目指す人がいる。私もApex Legendsのランクを朝の5時まで回したりしていた。
ゲーム制作者が絶妙な強さの調整を頑張っているのをせせら笑うかように、チーターはそのデータを改造する。

ボディビルダーのドーピングについても聞いたことがある。
大会に出る際、暗黙の了解で言わなければいい、という空気があると聞く。

度を超えた「強さ」は強さなのか…。
それを果たして自分は誇ることができるのか…。



はっ…。



ついゲームのこととなって熱くなって話が逸れてしまった。
私はご近所の衣料スーパーの話がしたい。

2足190円。つまり1足80円。

仮にこれを10足売ると、800円。100足売ると8000円。
つじつまがあわない。
生地代はピンキリだ。ここにデザイン料、加工(縫製)費、タグ代、印字代、インク代、シール代、ループロック代、止め金具代、加工人件費、販売人件費、店舗場所代、etc…が入る。

いや1足80円は魔法だと思う。
どこかで何かが起きているということだ。
まあ大体売れ残りセールなんだろうけど。

魔法のくつした

もしかすると囚われた宇宙人が地下の秘密工場でブラック体制で泣きながら作っているのかもしれない。

それにしても安い。
もし30日間毎日新品に履き替えたとしても2400円だ。
パンツスタイルで出勤する時ヘビロテしてしまえる。

私の敬愛する某クラロリブランドのソックスは1足5940円だ。
(※クラロリ=クラシックロリータ 着ないけど集めたい欲はある)
1足80円の靴下が74枚買えてしまう。
いや大好きなブランドのソックスは欲しいけど。心の満足度は75倍だ。


何が言いたいかというと、「安すぎない?」ということだ。
今日の帰りに買い足したいと思う。
ただのお買い物メモなのかもしれない。


<どうでもいい小話>

2025年まであと1ヵ月と少し。令和7年を想う。
令和って、すごいんだよ。

令和。
「和」という文字に馴染みがある私は「昭和58年生まれ」だ。

はじめに私の主義主張を述べておくべきだと思う。
私は「令和」に感涙している。

「平成」は「1989年1月8日 – 2019年4月30日」らしい。
平成がはじまった0時0分0秒、当時5歳。記憶にない。
2019年4月30日。当時35歳。記憶にない。
今思えば1月8日からとか中途半端だから1月1日からにしちゃいなよと思ってしまう。

サブカルエンタメ界で生きてきた私にとっては、
今は恐ろしいほど生きやすい世界になってしまった。
少しぐらい生きにくい方が反骨精神が芽生えて燃えるものだ。

サブカル業界ががんばって魅力を最大限に高め、
マイノリティを認める動きが出てきて、
同年代のオタクたちはたぶん戸惑っていると思う。

「オタク」についての話題も大事なのだけれど、
今回大きな声で申し上げたいのは「働き方」だ。

今日、あなたが叱った初日勤務、20歳ギャルアルバイトは、インスタ10万フォロワーかもしれない。Youtube10万フォロワーかもしれない。
背筋が凍っただろうか。できれば該当する方がいれば凍って頂きたい。
もしかするとあなたはプライベートでインスタ1000フォロワーで一喜一憂しているかもしれない。
そして彼女はあなたより年収が高いかもしれない。
そして、彼女はもうフォロワー数なんて気にしていないかもしれないのだ。

私はこれは本当に素晴らしいことだと思う。
長所と短所は人により違い「何らかの理由でたまたまそこにいる」だけかもしれない。


人は「必要最低限の生活」が満たされ、哲学的な「幸せと快楽と好奇心の探求」について個人の好みによって様々なカテゴリで飽和してきている気がする。

その中にはサブカルチャーコンテンツももちろん含まれており、「オタク」の枠を飛び出して、一般の方にも広く親しまれてきているように感じている。
これはとてもうれしいことで、「令和」に感謝してもしきれない。(平成後期からも、もちろんその感覚はありました)

全ての人が尊重される時代になってきていると感じる。
「いわゆる仕事ができないからダメな人」というのは時代遅れになった。
とてもすてきで、とてもいいことだ。

逆に今度は、突出した何かを伸ばせない人が埋もれていく時代がくるのかもしれない。
ただ、「したくない仕事」が「絶望的にできる」人が間違いなくいる。
神様は欲しい才能を欲しい人に与えていない。と感じる。
自身が納得しているのであれば、笑い飛ばして打ち込めるのだと思う。
その人の在り方、生き方も、問われてくるのかなと感じている。



令和7年、ちょっと信じられない言葉の響きだけれど、
未来を生きているなぁと感じるのでした。


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