白地に黒文字ののシンプルな表紙。
そのシンプルさが逆に陳列棚から異彩を放っていた
この本を手に取った。
100文字という限られた言葉の中で展開される
無限のSF世界。
読み手に想像力の養分を与えてくれる程度の言葉が
わたしには合っていた。
話の続きを想像しながら自分なりのSF世界を
味わってみる。
107と136ページが好き。
普段本を読み慣れていない人にこの本を渡してみて、
感想を伝え合いたい。
きっと本を好きになってくれるそんな小さな光が
見えた。
#読書の秋2022
#100文字SF
#北野勇作