水眠

日記

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最近の記事

タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

幼少期に団地に住んでいたことがあった。 四角くて同じ建物が複数連なってる景色 小さいベランダからやっほーと下にいる人たちに 声をかけたり、そこから団地風景を見渡すのが 好きだった。 いまも建物や電線をみることが好きなのは よくそこから景色を眺めてたからかな? みかげちゃんが住んでいる団地のことも 他人事では無いような気がした。 うまく人と繋がることができなかったり、 いけない事だと分かっていることに興味を示したり、 自分のために良いと思うことを続けたり。 伝えたいことを

    • 表現の可能性

      2月に入って、糸井重里さんの小さいことばシリーズ本を2冊読んだ。 抱きしめられたい。と 思えば、孤独は美しい。 糸井さんのことばに合わせて紙の使い方や 字体、文字の大きさや配置に至るまで 文字への味付けがされた本を読むことは新鮮だった。 思いや感情は目に見えないからこそ面白いし、 手紙や本では文字のみでしか伝えられないけど、 ちょっとした工夫で伝え方の可能性を 広げられることが出来るのだなと思った。 #糸井重里 #抱きしめられたい #思えば孤独は美しい

      • sweep.

        思春期特有の友達づきあい 特に行きたくもないのに 一緒に同じ場所について行ったり、 同じものを食べたり、同じものを買ったり。 馴染むために近くに居てくれる人と 同じものを選ぶことが好きな人もいれば、 本当は手に取りたいものが他にあるのに 諦めて意思が見えないように心の中では 葛藤している人もいる。 学校や塾、部活動での多様な人の輪の中で 生きていくことを考える。 居場所を得るためになんとなく生きるより 興味をそそるものの近くにいる方が 過ごしやすいのかもしれない。 自分

        • 1月の目標

          2022年前半はなんとなく過ごして、 後半から自分のことを振り返ることが多かった。 どうしてこの仕事を選んできたんだっけ? 本当にしたいことはなんだろう? 好きなことをして働いていきたいな。 普段、内で籠って本や雑誌を読んだり、 外へ出て展示や美術館へ行ったりして 新しく得られた感情や表現を アウトプットできるところで 働いていきたい。 働きながら学びたい意欲が湧いてくるような そんな場所に出逢えたらいいな。 2023年初まりの1月の目標は、 自分の行きたい道を信じて

          花椿

          読める雑誌は多くはない。 古本屋さん、書店で見かけた時は嬉しくて 持ち帰る雑誌の一つが花椿だ。 紙の質感、大きさ、色使いが化粧を変えるように 号によって違うところが目を惹く。 一枚一枚めくるたびにわくわくする。 薄さとは裏腹に読み終えたあと満腹感を感じる 読み応え。 ふとした時、何も考えずに読み直すと違った見え方が するような気がする。 web花椿も愛用している。 https://hanatsubaki.shiseido.com/jp/ 歳を重ねるごとに様々な化粧にチ

          おでこちゃん

            おでこちゃん 題名に惹かれて手に取ってみると 表紙のほのぼのしたイラストから 本の内容が溢れて出ているようだった。 お花に囲まれて優しい笑顔とチャーミングなおでこ おでこちゃんの気持ちの赴くままに綴られた 日記のような本。 小さい子たちに習って何にでも興味を持って、 きらきらした瞳を忘れないようにしていきたいと思う 今日この頃。 #おでこちゃん #銀色夏生 #読書感想文

          おでこちゃん

          白地に黒文字ののシンプルな表紙。 そのシンプルさが逆に陳列棚から異彩を放っていた この本を手に取った。 100文字という限られた言葉の中で展開される 無限のSF世界。 読み手に想像力の養分を与えてくれる程度の言葉が わたしには合っていた。 話の続きを想像しながら自分なりのSF世界を 味わってみる。 107と136ページが好き。 普段本を読み慣れていない人にこの本を渡してみて、 感想を伝え合いたい。 きっと本を好きになってくれるそんな小さな光が 見えた。 #読書の秋202

          とにかくあてもなくてもこのドアをあけようよ この題名の通り、ページの印が無く、 一枚たりとも同じ写真が載っていないこの詩集は いくつかのドアを目の前にするように 自分の好きな場所から選び、読み始めることができる。 文字の無いページに出くわしたら、 写真から想像を膨らませ、自分なりの詩を考えたり、 はたまたすっと息を吐くように休憩してみたり。 明るい気持ちの時、暗い気持ちの時、 いつ読んでみてもこのドアを開けて読了した感想を 書き留めておきたくなる。 本を読み返すと同時に自