文庫サイズのネップリ
2022年10月31日のBlogで書いた内容のお引越し。
タイトル通りの内容です。
私は基本絵や漫画を描くのがメインなので文字方面はあまりよくわからないのだけど、文庫サイズの小説本が増えているように感じるので文庫サイズが良いという人がそれなりにいると考える。
オンラインイベントなども含めてネップリを利用する人が増えたが、コンビニプリンターの用紙サイズがB5~A3なのでそこから印刷・作成可能なB6、A5、B5、A4サイズの冊子を作ることになり、小説本の場合にもそのサイズに準ずる訳だが、文庫サイズのネップリ冊子を作るにはどうしたら良いのか考えた。
文庫サイズはA6、見開きでA5となる。
コンビニプリンターにはA5サイズの用紙の設置がない為、普通の小冊子印刷で文庫本を作ることは難しい。
でも見開きに見開きを並べてA4サイズで印刷できるようにすれば、半分に切って折ることで文庫サイズのネップリ冊子になる。
どうやったら手間をかけずにそのデータを作ることができるのか。
まず単ページ連結で文庫サイズのPDFデータが作れていることが前提で色々試してみた結果。
単ページの連結PDFを印刷 → ページサイズ処理で小冊子を選び、ページ設定でA5を選択、そこから更にPDFに変換する。
そうすると中綴じ用のA5見開きPDFデータができる。
そこからA4サイズにする為にはA5の見開き2つ合わせてA4にする必要があるのだが、ここからが問題で
↑こう、1つ飛びに方向を変えないといけない。
同じ方向を向いていると両面印刷が上手くいかなかった。
Adobeのリーダーの回転は有料オプションなので、そう簡単には回転させてはくれない。
1番手っ取り早いのはWEB上の変換サービスの「PDF回転」を利用する。
1つ飛びに回転させて変換保存。
その変換したPDFデータを更に印刷、小冊子でPDF変換すればネップリ用の小冊子データの出来上がり。
このデータをネップリに上げて、そこでも更に小冊子印刷すれば文庫本ができます。
劣化はどうかなと思ったけど、文字に関してはあまり劣化しているように見えなかった。
絵が入ってくるとまたちょっと違うかもしれないので、そこは注意が必要かな。
多分色々やりようはあると思うのだけど、特別なソフトを使わずにデータを作成する方法で色々試してみました。
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