"人間として生きる"こと
”人間として生きる”
というと
なんだか壮大なテーマのような
感じがしてしまうけど
別にたいそうなことが
言いたいわけじゃないんです。
多分このテーマについては
これから何度も
その時々で
書きたいこと
書かないといけないと感じたことを
記していくことになると思います。
今、これを書いてる
今日時点のわたしが
”人間として生きる”ということを
タイトルにして書きたかったのは
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どうして人間は
"人"間"って書くと思う?
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ふと浮かんだこの問いを
投げかけてみたかったから。
人は一人では
生まれられません。
生まれた瞬間、
母親の身体から分離して
一つの個体として
この世界に存在することになるけれど
個体となるためには
一人で生まれることはできません。
”一人で生きていきたい”
人との関わりに対し
色んな経験や思いを持って
そんな思いを抱いたことはありますか?
わたしは何度もある人間です。
傲慢と
笑う人もいるだろうけど
わたしはなんだって
”ひとり”でできる。
なんとかなる。
他者とのかかわりは
嬉しいこともあるけれど
それ以上に
摩擦や負担が
あまりにも辛いから
だから”ひとり”でいいんだと
そう思ったことが
何度もありました。
この時に思う”ひとり”は
”一人”ではなく
本質的には
”独り”なんだと思います。
でも結局わたしたちは
この世界にいる以上
どうやったって
完全に”一人”では生きられないし
”一人で生きる”は成り立たないということを
心の奥ではわかっています。
それは
裏を返せば
”独り”を愛しながらでも
”独り”を嘆きながらでも
”独りで生きる”はできたとしても
”一人で生きる”は
できないということであり
わたしたち人間は
”一人で生きる”ようには
誰一人として
できていないということです。
人間は
人の間と書くように
わたし達は常に
人と人との間で生きていく。
そういうように
プログラムされているのです。
だから今
この世界にひとりぼっちだと
孤独に打ちひしがれてる人も
ずっと誰かを想ったり
待ったり
探し求めている人も
あなたという人の間で生きていく
”人間”がこの世界に
必ず存在してるということを
どうか
忘れないでほしいのです。
こうやって
今
画面と文字を間にして
心と心を通わせてる
わたしとあなたがいるようにね。
月並みな
言葉になっちゃうけどさ
あなたは今もこれからも
ずっとずっと
一人じゃないよ。