さみしい夜にはペンを持て/古賀史健
疲れた体をよっこらせと動かして布団に入る。
目をつぶる。
今日あったことを頭のなかで反芻して「あの言い方でよかったのかな」とか「あれはどういう意味で言われたのかな」
そういう、ひとり反省会することありませんか。
私はよくある。反省会が進むほど寝れない。(当社比)
確かに筆算と同じように、紙に書き出してみることで、自分の気持ちや感じていること、どうしたいかが目に見えてくる。
ひとり反省会を上から覗いて、右往左往の様子を記録していくように。そうすると、この反省会の議長も自分なのだと思う。
しばらくその様子を眺めていると、できそうなことが見えてきたりする。
そして、反省会は静かに終わりを迎える。解散。みんなおやすみ。
過ごしやすくなった秋の夜。
日記を書いて自分と対話してみませんか。
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