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一人暮らしを始めるあの子に贈りたいスープボウル。

こんにちは。今回は、私が友達に贈りたいと思った『伊賀焼のスープボウル』について記録します!

このスープボウルは三重県伊賀地方の伝統的な陶器である伊賀焼でつくられたもので、機能性とシンプルで温かみのあるデザインが魅力です。


そもそも伊賀焼とはなんなのか、特徴と歴史をまとめます。

ー機能性と自然美を持つ伊賀焼ー

特徴

  1. 耐火性と蓄熱性
    伊賀焼は、「古琵琶湖地層」の土を使用している。
    この土の中には400万年前の有機物が多く含まれ、高温で焼くと有機物が発泡し、細やかな気孔が生まれる。「呼吸する土」と呼ばれ、蓄熱性に優れている。
    じっくりしっかりと食材に熱を伝え、冷めにくいため、土鍋や耐熱食器に適している。

  2. 独特な土の風合い
    伊賀焼は、高温焼成により、「ビードロ釉」と赤みがかり引き締まった素朴で力強い肌合いである。「伊賀七度焼」という製法で何度もよくため、自然で個性的な風合いが特徴である。

歴史

鎌倉時代に始まり、桃山時代には千利休に愛される茶道具として発展した。その素朴で力強い美しさが「侘び寂び」の精神に合致し、茶碗や水指などで活躍した。

信楽焼との違い

信楽焼と伊賀焼は環境や質感が似ているが、「伊賀に耳あり、信楽に耳なし」という言葉がある。
伊賀焼の「耳」は取手としてつけられていたものだが、やがて装飾的な意味合いを増し、形の多様性が見どころとなっている。

伊賀焼は、機能性と自然美を兼ね備え、現在では土鍋などの料理の器として、かつては作動の世界でも高く評価されていました。
その素朴さと力強さが使う人の心を魅了する陶器です。


『伊賀焼のスープボウル』

贈りたい相手

私がこのスープボウルを贈りたい相手は、現在北欧雑貨店で一緒に働いている友達です。彼女は、建築学を専門学校で学んでいて、雑貨や暮らしに興味を持っています。
四月からお互い一人暮らしを始める予定で、一人暮らしをしたらどんな食事をするか話している時、二人とも土井善晴さんの著書「一汁一菜で良いという提案」を読んでいました。
「ご飯と具だくさんのお味噌汁があれば充分だよね」と盛り上がり、鍋料理も好きだと話していたので、このスープボウルがぴったりだなと思いました🍲

贈りたい理由

一人暮らしでは、料理に時間や手間をかけるのが難しいこともあります。ですが、手作りの温かい食事で心を満たしたい瞬間は誰にでもあるはずです。そんな時、このスープボウルが一人暮らしの暮らしに少しの豊かさと心地よさをもたらしていくれると思います。

伊賀焼スープボウルのお勧めポイント

このスープボウルの魅力は、電子レンジ、直火、オーブンが使える機能性と、どんな食卓にも馴染むデザイン性です。
直火でそのまま調理し、食卓に出せるので洗い物も減り、忙しい日でも温かい食事が手軽に楽しめます。

以前作った麻婆豆腐🥘


容量は550mlとたっぷりあり、具沢山のお味噌汁やスープはもちろん、一人分の鍋料理やサラダ、朝ごはんのお茶漬けやお粥にもぴったり◎

朝ごはんのお茶漬け🥣

また、北欧食器とも相性が良く、コロンとした丸みのある形状と落ち着いた色合いが、他の食器とも調和します◎
主役の器としても、脇役としてもどんなシーンでも使いやすいデザインです。

暮らしに寄り添う贈り物

私も四月から新しい生活が始まります。
そんな時、このスープボウルが少しの楽しさや豊かさ、そして心地よさをもたらしてくれたらいいな〜と思ってます。一人分にちょうどいいサイズ感や、直火やオーブンも使える機能性、そしてどんな食卓にも馴染むデザイン。こうした使いやすさが日々の暮らしをそっと支えてくれる気がします。

贈り物は、ただものを渡すだけではなく、送った人の生活に寄り添い、小さな幸せを生むきっかけになるものだと思っています。

これからも大切な人の生活を豊かにするようなアイテムを見つけていきたいです( ◠‿◠ )


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