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あしかがフラワーパーク(1)

 昨年はコロナがおさまり、たくさんの祭りが復活しました。お祭りは夏から初秋が盛んですが、その時期からはみ出して、晩秋までイベントが詰まっていました。
 
 そして寒さが厳しくなるとイベントも下火となる……、かと思えば、この冬は各地でイルミネーションが盛んでした。都心など、隣接した区域で競うようにやっているところも。
 
 都心も行きましたが、せっかくなら遠方のイルミネーションへ行ってみようということで、より寒さの厳しい北関東の地へ向かいました。
 
 新宿から宇都宮線に乗って、ひたすら北上。大宮をすぎると高い建物が減り、見通しのよい平地の風景になりました。
 
 新宿から1時間弱で久喜に到着。ホームで伸びをしているヒマもなく、階段を駆け上がります。
 
 ここから東武に乗り換えるのですが、本数が少ないので乗り過ごせません。しかも、東武は特急で、指定席券をすでに購入しています。
 乗り換え時間は検索では6分あったのですが、宇都宮線が遅れた影響で2分程度になっています。
 
 接続は分かりやすく、迷うことなく東武のホームに向かえたのですが、時間が差し迫っています。階段を降りるときに発車ベルが鳴り、駅員さんはJRからの乗り換え客を気にしていない様子。
 階段を下りてとにかく近くの扉から、特急「りょうもう」に乗り込みました。
 
 通路を通って席にたどり着いたときには、もう列車は発車していました。
 
 宇都宮線も乗り入れている湘南新宿ラインは毎日のように遅れが発生しているので、この6分の乗り換え時間はあてにできないです。久喜でけっこう待っても、そのひとつ前の列車で到着しておいた方がいいと思います。
 もっとも、あしかがフラワーパークにこういうルートで行く人はあまりいないでしょうが。
 
 そしてガラガラの「りょうもう」に揺られて30分ちょっとで、足利市駅に到着。ここでJRの足利駅に乗り換えます。
 
 ここは似たような駅名ですが、渡良瀬川を挟んでいるため、20分ほど歩きます。
 乗り換え時間は余裕をもたせていましたが、けっこうぎりぎりでした。この乗り換えるJRの両毛線も本数が少ないので、間に合わなかったらたいへんでした。


 
 ここから1駅乗れば、フラワーパークです。
 
(つづく)

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曠野すぐり
書き物が好きな人間なので、リアクションはどれも捻ったお礼文ですが、本心は素直にうれしいです。具体的に頂き物がある「サポート」だけは真面目に書こうと思いましたが、すみません、やはり捻ってあります。でも本心は、心から感謝しています。