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Sugomori 2021年8月号

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「暮らし」をテーマにさまざまなジャンルで活躍する書き手たちによる小説をお届けします。 毎週月曜・木曜に新作を公開予定です。
カフェラテ1杯分の値段で週に2回新作小説やエッセイなど読み物をお届け。通勤時間のお供に、ちょっとし…
¥300
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記事一覧

【号外】11月23日の第32回文学フリマ東京にSugomoriが出店します!

文芸誌Sugomoriが11月23日の第32回文学フリマ東京に出店します! 前回の第31回文学フリマ東京…

【全文無料】ひのはらみめい『ひまむし入道』

今月はゲスト作家としてひのはらめいさんが登場! 三歳になる娘の由里と母子ふたり暮らし。あ…

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ふくだりょうこ 『ご注文は承っておりません~あなただけのお食事作ります』4

これまでのお話はこちら▽ 『ご注文は承っておりません~あなただけのお食事作ります』 『ご注…

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柳田知雪『たい焼き屋のベテランバイトは神様です』第五話 憧れのカタチ 後編

<前回のお話>  たい焼き屋『こちょう』のお隣さん、クレープ屋『ちりめん』。  クレープを…

柳田知雪『たい焼き屋のベテランバイトは神様です』第五話 憧れのカタチ 前編

<前回までのあらすじ>  たい焼き屋を営んでいる祖父が入院し、代理店長として店を任された…

【全文無料】掌編小説『蝉』舞神光泰

文芸誌「Sugomori」8月の特集として、季節の掌編小説をお届けします。書き手は舞神光泰さんで…

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【全文無料】小野木のあ『凍った心の溶かし方』

今月はゲスト作家として小野木のあさんが登場です。 優花のもとにやってきた妹・彩花。 そんな妹が優花に提案したのは断捨離……!? 「お姉ちゃん、掃除しないの?」    久しぶりに遊びに来た妹は、玄関に入るなりこう言った。  お姉ちゃん、と呼ばれるのは久しぶりだった。妹に名前を呼び捨てられることにすっかり慣れた今、ふいに呼ばれた「お姉ちゃん」の響きは懐かしくも新鮮に聞こえた。驚いて返事に詰まっている私にかまわず靴を脱ぎ始めた妹は、自分が数年ぶりに「お姉ちゃん」という言葉を発した

¥200

誠樹ナオ 『保護犬を家族に迎えたり預かったりして暮らしています1』(後編)

前半のあらすじ:高校生の柏木美芙由(かしわぎみふゆ)は、引き取ったばかりの保護犬シュクレ…

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【全文無料】誠樹ナオ 『保護犬を家族に迎えたり預かったりして暮らしています1』(前…

 高校のクラスメイト、小路町寿々音(こうじまちすずね)ちゃんにビシッと指を突きつけられた…

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