快適ハウス

2024もあっという間です
今月もそろそろ何かを書かねばになっています

今年はもうちょい攻める予定でしたが思ったより緩やかな年になりました
大きな成果はないものの、毎年3回以上は40度程度の発熱をする病弱なすごい愛人ですが12/26日現在なんと今年は風邪を1度もひいていない気がします
素晴らしい

食生活や運動習慣はここ数年の中ではそこまでいい方ではないのですが今年進めたことはスマートホーム化です
特に大きな努力はせずに割と現実的な課金でここまで健康上のリスクを下げられたのは驚きなのでよかったものをピックアップしてお伝えできればと思います

スマートホーム化とはIoTデバイスを用いていい感じに家の中の家電諸々を連携させて楽にしようという試みでこれ自体が結構楽しいのでおすすめではあります
この中で健康上明らかによかったのが温度湿度の徹底的な管理になります
うちにはハムもいるので元々エアコンはつけっぱなしにして最低限快適な温度は保っていたのですがもっと厳格にやってみた感じになります

いまのところうちの司令塔となっているのはSwitchbotのハブミニ2になります
なかなかに見た目が可愛いです
この子は本体に温湿度計がついているのですが、それだけではなく赤外線リモコンをコピーする能力を持っています
テレビやエアコンなどのリモコンは赤外線を飛ばすことで通信しているのですが、どのリモコンのどのボタンがどういう赤外線を飛ばすのかというのをコピーすればスマホ経由または自律的にハブ2がこれらの家電を操作できます
なのでリモコン対応している家電であればネットに繋げる機能対応なんてしていなくても間接的に操作できてしまいます
そしてSwitchbotのアプリで諸々のトリガーを設定できるので温度や湿度が特定の条件を満たした時にエアコンをつけたり消したりという制御ができるというわけです
とてもありがたい

ただハブ2だけでは情報が不十分だったりします
大体25度らへんを保つようにしているのですが室内の温度がほぼ一定なのでちょっと揺らいだところでエアコンをどうすべきなのかという命令を下すには微妙だったりします
そこで屋外用の電池式の温湿度計も導入しました
屋内の気温はあくまで25度をある程度保てているのかという観測用に使い、冷房が必要なのか暖房が必要なのかどちらも不要なのかという判断は外気温を中心に判断させます
これはエアコンのトリガーになるというだけではなく外の状態の把握という意味でも役立ちました
一応日陰には入るように設置していますが天気予報で出ている気温よりも結構違って実生活に近い外気温がわかり、出かけると本当にあぶそうなほど暑い日というのを把握したりできます

そして温度より重要な要素となるのが湿度です
湿度は下がりすぎるとウィルスが活発になったり上がりすぎると菌が繁殖したりで体調に直結します
喉の乾燥とかも良くないですしね
この辺りは絶対湿度で考えた方が良かったりしますが部屋が25度前後という前提なので比較的数値化しやすく50%前後ぐらいを保てればなかなか良いです
これが外気の気温によって飽和水蒸気量が大きく変わるのでエアコンで部屋の温度を一定にしようとすると季節によって恐ろしく揺らぎます
夏になると平気で80%以上とかになるので除湿機を全力稼働させる必要がありますし、真冬だと20%近くまで下がることもあるので加湿器を全力稼働させる必要があります
ここを保つことで起きて喉が痛いという現象がほぼなくなりました
というか放っておくとこんなに恐ろしく湿度が下がるのかというのが初めて可視化されてびっくりしました

除湿機に関しては国内産の家電でリモコン対応のものがないのでちょっと不便ですがまあワンルームですとそこまでこの一年オペレーションには苦労しなかったです

で、さらに仕上げなのですがエアコンは部屋の上部に設置してありハブ2も赤外線の射線が通るように高めの位置に配置していることにより床付近との温度に大きな開きがあることがわかってきました
特に冬になると冷たい空気が密度の関係で下にたまるので部屋の上部は23度ぐらいまでで持ち堪えてくれても床付近は18度ぐらいまで下がる現象が観測されました
明け方に冷えて寒いのはあまり良くない

ということで床にも温度計を配置した上でサーキュレーターを用いて空気を上むきにかき混ぜ続けることで部屋の温度をできる限り一定に近づけます
これが結構に効果的で5度ぐらいあった差が2度以内ぐらいに縮まりました
さらに玄関からの隙間風の温度が非常に冷たいのが良くないと思ったため玄関の大部分、主に下の方をいい感じに覆えるように断熱性が少し高そうなカーテンを導入して暖房効率を高めました
これで寝ていて寒いと感じる時間はほぼなくなりました

こういった取り組みが効果絶大でしたので身体が弱い方などはぜひ温湿度管理はやってみてください

あとその他健康面でのスマートホームの取り組みですが
大体夜の21時ごろからメインの照明と間接照明の組み合わせを用いて徐々に暗くしていって22時半になるとアレクサが「夜中やん」という圧をかけてきて消灯する設定にしています
徐々に暗くなるというのが結構楽しい上に入眠がやりやすくなるので早寝の成功率がかなり上昇しました
これも大きな成果

在宅ワーカーなのでおうちの環境が健康に直結するというのを実感した1年でした
この辺全部揃えると数万円程度の出費にはなりますが体調が守られるならばかなりお得な投資ではありました

来年も元気で乗り切りたいですね


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